広島平和記念資料館の歴史が映画に!広島ホームテレビのドキュメンタリー映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』

広島ホームテレビ制作のドキュメンタリー映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』が7月18日に公開された。
この作品は、1955年に開館し、原爆被害の実態を世界に伝える広島平和記念資料館(通称=原爆資料館)の歴史をたどるドキュメンタリー作品。
地元テレビ局である広島ホームテレビに残された100時間を超える取材映像から歴代館長たちのインタビューを縦軸に、資料館の成り立ちや歩みを振り返り、そしてこの場所を支えてきた人たちの想いに寄り添った内容となっている。
同作品は、これまでに「ニューヨーク・フェスティバル2026」でファイナリスト選出、ドイツの国際映像祭「ワールド・メディア・フェスティバル2026」で⾦賞を受賞、2026年7月1日にはアメリカの国際的な映像祭「USインターナショナル」で銀賞を受賞するなど世界的にも評価されている作品。
そんなこの映画に関して2026年8月9日(日)(長崎の原爆の日)、ポレポレ東中野にて、ジャーナリストの金平茂紀氏と監督の斉藤俊幸氏のトークイベントも開催された。
イベントでは、映画の内容に関しての補足説明や、こうした映像作品として残す事の意味や意義、取材の難しさ、編集の奥深さについて語られる場面も。
およそ30分にわたり作品制作の裏側や監督の想いについて語られ、本作の魅力について改めて感じられる特別な時間となった。
この資料館は、地質学者の長岡省吾氏(のちの初代館長)が、原子爆弾が投下された直後の広島市内を歩きまわり集めたがれきなどを展示した「原爆参考資料陳列室」(1949年設置)が発展する形で1955年に開館。
昨今では外国人観光客も多く訪れるこの場所が、長岡氏の地道な活動によって生まれ、受け継がれてきたことを思うと、その功績に改めて感謝の念を抱かずにはいられない。
また本作では、長岡氏の思いを受け継いできた歴代館長やその家族、施設スタッフらにも光を当て、それぞれが抱いてきた思いに触れることができる。
戦争と平和について改めて考える機会となる8月という時期に、一人でも多くの人に見てほしい作品となっている。
●『原爆資料館 語り継ぐものたち』
監督=立川直樹、斉藤俊幸
プロデューサー=立川直樹
音楽=石橋英子 撮影・編集=熊田好洋 後援=広島市、広島平和文化センター
制作=広島ホームテレビ
c広島ホームテレビ 2025年/日本/101分
●映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』予告編
●広島平和記念資料館
〒730-0811
広島県広島市中区中島町1-2
(文・写真:増田崇志)
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