シャロン・オズボーン、一周忌に亡き夫オジーとの日々を振り返る「音楽のボリュームを上げて」

 ヘヴィメタル界の英雄オジー・オズボーンが世を去ってからちょうど一年が経ったこの日、妻のシャロン・オズボーンはファンに対し、悲しみではなく、亡き夫を形作っていた音楽と規格外のスピリットを通して彼を偲んでほしいと呼びかけている。

 オジーの一周忌に英BBC Radio WMのインタビューに応じたシャロンは、ブラック・サバスのフロントマンについて、人々がどのようなことを思い出してくれるだろうかと考えを巡らせた。彼女は、ステージの上であろうと自宅でくつろいでいる時であろうと、彼のユーモアと正直さ、そして本物であり続けた姿勢を人々に覚えていてほしいと願っている。

 オジーはファンに対し、「とにかく音楽のボリュームを目一杯上げて、思いっきりヘッドバンギングしてほしい」と望んでいただろうとシャロンは述べた。

 この感情のこもったインタビューは、オジーの故郷である英バーミンガムが初の【オジー・デー】を開催する準備を進める中で行われた。これはこの伝説的ミュージシャンが故郷と世界中のヘヴィメタル・コミュニティに与えた影響を称える、市を挙げての祝祭だ。シャロンは、このイベントがこれからも毎年恒例となって続いてほしいと語り、オジーが自分の出身地に抱いていた誇りを踏まえれば、バーミンガムこそが彼の功績を称えるのにふさわしい唯一の場所だと述べた。

 音楽以外の面についても、シャロンはオジーの寛大さに触れ、2025年に行われたバンドの最終公演【バック・トゥ・ザ・ビギニング】に関連する慈善活動を挙げた。このコンサートでは、Cure Parkinson’s、Acorns Children’s Hospice 、バーミンガム小児病院といった団体のために資金が集められた。シャロンはこうした団体を支援し続けることは家族にとって今も重要であり、特にオジー自身が2019年にパーキンソン病と診断されて以来、その研究を前進させる取り組みに力を注いでいると語った。

 「私たちはパーキンソン病の治療法が見つかるまで(この慈善活動を)続けていくつもりです。多くの人が気づいていませんが、この病気はますます広がっているんです」とシャロンはBBCに語った。

 このインタビューが行われたのは、末娘のケリー・オズボーンが父親の命日に、インスタグラムに感情のこもった手紙を綴った翌日のことだった。その投稿の中で彼女は、今も毎日父の存在を感じており、幼い息子シドニーの中に父の面影を見出していると綴り、彼の死から今日まで経験してきた深い悲しみについても、自らの弱さをさらけ出しながら綴っていた。

 オジー・オズボーンは、2025年7月22日に76歳でこの世を去った。ブラック・サバスとして再結成し、ラスト・ライブ【バック・トゥ・ザ・ビギニング】を行ってから3週間も経たないうちのことだった。シャロンは、この一年が喪失に満ちたものであったと認めながらも、ファンにオジーの音楽を分かち合い、彼にしかない唯一無二のスピリットを受け継ぎ、彼が世界中の何百万もの人々にもたらした喜びを忘れずにいてほしいという祝福のメッセージを送った。

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