【福岡県宗像市】障がい児・者の自立支援と地域共生のための複合拠点開設に向け、クラファン実施中

しえるの会は、福岡県宗像市に障がい児・者の自立支援と地域共生のための新拠点「チャレンジド・アートのアトリエ&こども食堂」を開設する。拠点オープンは2026年10月を予定している。
開設に向け、6月14日(日)よりCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。目標金額は300万円(All-or-Nothing方式)で、期間は7月31日(金)まで。
プロジェクト発足の背景
障がい者の経済状況は、障害年金に加え、就労支援事業所などで得られる工賃が月2〜3万円程度というのが実情で、同団体に寄せられる相談の中でも「親亡き後、子どもがどう生きていくのか」という声は年々増えているという。
一方で、宗像市をはじめとする地域社会では、不登校・ひきこもり傾向の若者の居場所不足や孤食のこどもに対するこども食堂の必要性など、子どもを取り巻く課題も顕在化している。
しえるの会は、これらの課題を縦割りで解くのではなく、一つの拠点で交差させることで持続可能な共生モデルを構築できると考えた。これが、今回のクラウドファンディングを通じて新拠点を建設する理由だという。
4つの機能を一拠点で運営する複合モデル

新拠点は、「チャレンジド・アートアトリエ」「こども食堂」「不登校・ひきこもり支援スペース」「相談支援事業所(相談支援センターこころ)」の4層構造で運営する。
「チャレンジド・アートアトリエ」では、障がいのある人が描いた絵をグッズ化・商品化し、売上を本人に還元することで、「描く力」を収入につなげる。
「こども食堂」では、経済的に厳しい家庭や孤食のこどもに温かい食事と居場所を提供し、学習支援も同時に行う。
「不登校・ひきこもり支援スペース」では、学校に通えないこどもや若者が安心して過ごせる場を提供。
「相談支援事業所(相談支援センターこころ)」では、障がい児・者を障害福祉サービスにつなげる計画相談事業を行う。
2024〜2025年度の実績

同団体はこれまで2年間で4人のチャレンジド・アーティストを育成し、計22万円(2024年度9万円、2025年度13万円)の売上を本人に還元してきた。
また、「むなかた福祉マルシェ」は毎回1,300人以上の来場者を集め、相談支援センター「こころ」の運営のほか、発達障がい講演会を年3〜4回開催してきた。
しえるの会の畑にて、さつまいも・じゃがいも・玉ねぎなどの農作物の収穫を年間を通して行う親子農園作業や親子ワークショップ、保護者支援として物づくりワークショップ、茶話会も運営している。
これら既存活動の延長線上に、安定的な活動拠点を持つことで、アーティスト育成・地域共生の取り組みを次のフェーズへ進める。
リターンは10種類以上を設定
支援者には、チャレンジド・アーティストの作品や、しえるの会の活動に触れられる体験型リターンを多数用意している。
3,500円でオリジナルクリアファイル、5,000円でエコバッグ・化粧ポーチ・第3回むなかた福祉マルシェ小冊子広告掲載(1/6)、10,000円でトートバッグワークショップ・第3回福祉マルシェスタッフ体験、20,000円でDIY体験・パソコン教室・クリスマス撮影会、50,000円で原画複製パネル(A3サイズ)、100,000円で全力応援プランなど価格帯別に10種類以上のリターンを設定している。
拠点改修費の総額は約1,200万円で、クラウドファンディング以外は融資にて調達予定。なお第3回むなかた福祉マルシェは11月28日(土)に宗像ユリックスイベントホールにて開催予定だ。
しえるの会理事長のコメント
しえるの会理事長の早川ゆかり氏は「私たちは『子どもたちの未来のためにできることを』という想いで活動を続けてきました。障がいがあっても『描く力』があれば収入を得られる。そして、こどもたちには『ここに来れば誰かが待っていてくれる』場所が必要です。新しい拠点は、その両方をかなえる場所にしたいと考えています。ぜひ皆さまの応援をお願いいたします。」とコメントしている。
障がい児者の自立支援と地域共生のための新拠点「チャレンジド・アートのアトリエ&こども食堂」オープンに向けたプロジェクトを応援してみては。
CAMPFIRE公式サイト:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:【福岡】チャレンジド・アートのアトリエ&こども食堂を建設したい
(丸本チャ子)
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