マイケル・ジャクソン×クインシー・ジョーンズ、音楽史を変えた2人の出会い~黄金タッグに迫る(映画『Michael/マイケル』)

 2026年6月12日より日本公開となる映画『Michael/マイケル』。劇中でも描かれる、“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン最大の成功を支え、音楽史を変えた、名プロデューサーのクインシー・ジョーンズとの黄金タッグに迫る。

 本作では、幼少期に“ジャクソン5”の一員としてデビューしたマイケル・ジャクソンが、ソロ・アーティストとして飛躍し、世界最高のエンターテイナーへと駆け上がっていくまでの軌跡と、その裏側にある葛藤や孤独が映し出される。主演には、マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンを起用。

 マイケルがソロ・アーティストとしての地位を確立するきっかけとなったのは、1979年にリリースされたアルバム『オフ・ザ・ウォール』だ。このアルバムで音楽プロデューサーを務めたのが、クインシー・ジョーンズであり、『Michael/マイケル』劇中では俳優のケンドリック・サンプソンが彼を演じ、ソロ活動に専念していくマイケルを陰で支えるキーパーソンの一人として登場する。

 マイケルとクインシーの出会いは、一本の映画だった。モータウンが制作し、ダイアナ・ロスが主演した1978年公開のミュージカル映画『ウィズ』でカカシ役に抜擢されたマイケルは、その撮影現場で音楽プロデューサーを務めていたクインシーと出会う。ソロアルバムのプロデューサーを探していたマイケルがクインシーに相談したところ、クインシーが自らプロデューサーに名乗り出たというのは、有名なエピソードだ。そうして作られた『オフ・ザ・ウォール』はアメリカで累計1000万枚を売り上げ、シングルカットされた「今夜はドント・ストップ」や「ロック・ウィズ・ユー」がシングルチャートで首位を記録するなど、大成功を収めた。

 『Michael/マイケル』予告編でも『オフ・ザ・ウォール』制作時のマイケルとクインシーの共同作業の様子が切り取られており、本記事掲載の新たな写真も2人の姿をとらえたものとなっている。

 『オフ・ザ・ウォール』の成功後も、2人のタッグは続き、1982年の伝説的なアルバムへと繋がることになる。それが、累計セールス1億枚以上を突破し、「人類史上最も売れたアルバム」としてギネス世界記録に認定されている『スリラー』だ。エディ・ヴァン・ヘイレンやポール・マッカートニーといった有名ミュージシャンの参加や、シングル曲「スリラー」の伝説的なショートフィルム、モータウン25周年コンサートでのムーンウォークの初披露、そしてグラミー賞8部門制覇など、このアルバムだけで数々の逸話が残されており、『Michael/マイケル』でもそのうちのいくつかのエピソードがフィーチャ―されている。

 マイケルとクインシーの黄金タッグは、『スリラー』の後も、1985年のチャリティ・ソング「ウィー・アー・ザ・ワールド」や、5曲のシングルチャート第1位を生んだ1987年のアルバム『バッド』まで続くことになった。

◎映画情報
『Michael/マイケル』
2026年6月12日(金)全国公開
配給:キノフィルムズ
(R), TM & (C) 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
https://www.michael-movie.jp

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