【トラベル】タイ旅行に行っても「日本人だからこそのお得感が消えている件」について
タイ旅行に行っても「日本人だからこそのお得感が消えている件」について語りたい。筆者が2011~2012年ごろタイに行ったとき、1万円をタイバーツに両替すると約4000バーツになることもあった。それは完全に昔話なのだが、その後の円安といわれる時代でも、まだまだ「日本人だからこそのお得感」があった。
無知が生み出した誤り「円安とか言われてるけどタイなら大丈夫だろう」
筆者の脳内でのタイバーツの価値は1万円で3000~3500バーツ。しかしそれは幻想であり、「円安とか言われてるけどタイなら大丈夫だろう」という無知が生み出した誤りだった。無意識ではあるが、経済大国ニッポンの没落を信じたくなかったのかもしれない。
タイで購入したほうが大幅に激安価格→ 日本とほぼ同額に
タイにおいて「日本オワタ」と思った出来事がある。いつもタイに行くと買っているお土産「デンティス歯磨き粉」があり、それを購入したときのことだ。これ、日本でも売られているが、タイで購入したほうが大幅に激安価格で買える。……はずなのだが、2025年10月にタイで購入したところ、日本とほぼ同額だった。
わざわざタイに行ってまで買う必要はない価格
レシートを見てみると、210バーツだった。日本円にして当時約974円、現在の価格で約1020円。日本のAmazonで「デンティス歯磨き粉」を買うと1100円前後であり、若干安いがほぼ同額。わざわざタイに行ってまで買う必要はない価格といえる。以前は数百円お得だった記憶だが、そのウマミが消えた。
「お得だからタイに行く」という人には徹底して厳しい
飲食に関しても厳しさを感じる。屋台や食堂でパッタイ、カオマンガイ、カオカームー、タイラーメンなどの大衆料理を食べるときも、10~30バーツほど値上がりしている感があった。そしてそこに円安の追い打ち。「お得だからタイに行く」という人がいるならば、徹底して厳しい状況となっている。
フードコートで1食約2350円はインパクト大
以前からタイのデパートのフードコートは富裕層向けの飲食店が多かったが、それは今も同じ。ただ日本人は、もはや、タイにおいて富裕層といえないかもしれない。タイのフードコートで食べた蟹オムライスの価格が495バーツ(約2350円)だった。いや、フードコートとはいえ有名店の料理なので高額でもおかしくないのだが、それでもフードコートで1食約2350円はインパクト大。
円安の影響でお得感がない「コンビニおにぎり」
タイのコンビニエンスストアでのウマミも円安の影響で減っている。タイの物価高があるとはいえ、コンビニのおにぎりはさほど値上がりしていないし、していたとしても値上がり幅は小さい。それでも円安の影響で、お得感はない。
ほぼ日本のおにぎりと大差ない価格
セブンイレブンのおにぎりは30バーツだったのだが、これを日本円にすると約150円。ほぼ日本のおにぎりと大差ない価格となっている。ほんの少し、本当に少しだけ、若干、気持ち程度、ちょびっとだけ、日本より安い感じだろうか。価格面でみれば、タイのコンビニグルメに「タイに来てよかった」と思えるほどお得感はない。
安さではなく体験としてタイ旅行をするのであれば素晴らしい
日本人において、タイは安い国ではなくなってきた。ギリギリ、日本より安いものもあるが、あくまでギリギリ。日本と同等か高いものが増えている。安さではなく体験としてタイ旅行をするのであれば素晴らしいものになると思うが、「安いから行きたい」というのであればやめておこう。
それでも格安なバックパッカー的な旅はできる
……とはいえ、激安で旅ができないわけではない。食事は寺院で無料で食べ、宿はドミトリーや窓がない部屋に泊まり、移動は徒歩・ローカルバス・相乗りタクシーにするなどすれば、2026年の現在においても格安なバックパッカー的な旅はできるかもしれない。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。