日野皓正、60~70年代の9タイトル配信解禁

戦後日本のジャズシーンが新たな胎動を始めていた1960年代後半、その中心にいたのが弱冠20代でシーンのトップに躍り出た日野皓正。圧倒的なプレイスタイルと端正なルックス、時代を先取るファッション性からカリスマ的な人気を誇り、当時の若者の間で空前の「ヒノテル・ブーム」を巻き起こした。
その熱狂の記録とも言えるTAKTレーベル期のアルバムとシングル計9作品が、ついにストリーミングおよびダウンロードで解禁となった。
今回配信される中でも一番の注目作は、1969年7月に銀座ヤマハホールでライヴ録音された『Hi-Nology』。当時のマイルス・デイビスのエレクトリック・サウンドに強力な影響を受けつつも、日野自身のジャズ(=日野学説:ハイノロジー)を構築しようとした野心に満ちた大傑作。エレクトリック・ピアノやエレキ・ベースなどの電気楽器と、ロックのリズムを大胆に導入した本作は、当時の自由を希求する若者たちの気分と見事にシンクロし、ジャズ・アルバムとしては異例の大ヒットを記録。日野皓正の輝かしいキャリアにおいても、日本のジャズ史においても、エポックメイキングな記念碑的作品と言える。
他にも、記念すべき初リーダー・アルバム『Alone, Alone And Alone』や、天才ピアニスト・菊地雅章との伝説の双頭コンボによる傑作『日野=菊地クインテット』、若き日のスティーヴ・グロスマンらニューヨークの先鋭ミュージシャンと共演した初の海外録音盤『Alone Together』、フラワー・トラヴェリン・バンドとのコラボ・シングル『Crash/Dhoop』なども含まれる。
リリース情報
『Hi-Nology (1969 Live)』
https://ototoy.jp/_/default/p/3676165
『Alone, Alone And Alone』(1967) 日野皓正
『Feelin’ Good』(1968) 日野皓正
『日野=菊地クインテット』(1969) 日野皓正、菊地雅章
『スイングジャーナル・ジャズ・ワークショップ 日野皓正コンサート』(1969)日野皓正
『Hi-Nology』(1969)日野皓正
『Into The Heaven』(1970) 日野皓正
『Alone Together』(1970) 日野皓正
(Single)『スネイク・ヒップ/白昼の襲撃 テーマ』(1969) 日野皓正
(Single)『Crash/Dhoop』(1970) 日野皓正、フラワー・トラヴェリン・バンド
アーティスト情報
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