学生の採用・支援を目指す「学生が働きたくなるSCの実現プロジェクト」イオンモールと三井不動産商業マネジメントが始動

イオンモール株式会社および三井不動産商業マネジメント株式会社は、ショッピングセンター(SC)業界における学生アルバイトの採用・定着支援を目的に、SCの枠組みを越えた実証実験プロジェクト「学生が働きたくなるSCの実現プロジェクト」を2026年4月より始動。

その取り組みの一環として「大学出張型」学内合同アルバイト説明会を、都内の実践女子大学日野キャンパスにて開催しました。

 

イオンモール・三井不動産商業マネジメントによる業界横断型のプロジェクトがスタート

本プロジェクトは、SC業界における学生アルバイトの採用・定着支援および、若年層に向けた「SCで働く新たな価値」の創出や訴求を目的に行う業界横断型の取り組み。

本取り組みを通じて、SCが「社会への第一歩を踏み出す学生が安心かつ成長できる場」として価値を創造するほか、卒業後の就職先における選択肢の一つとなるような魅力発信も行い、持続可能な業界の発展を目指していくことを目的としています。

2026年4月からは西東京エリアで実証実験を始動。

・イオンモール多摩平の森(東京都日野市)
・三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛(東京都立川市)

上記2施設に出店する約360の専門店を対象に、両施設の近隣エリアとなる立川市・日野市・八王子市にある大学で、大学出張型の学内合同アルバイト説明会を実施。

その第一弾として、日野市の実践女子大学日野キャンパスで説明会が行われました。

新学期のタイミングに合わせたアルバイト合同説明会ということもあり、今回は約30名の新入生が参加。

学校公認アルバイト紹介システム「バイトネット」を運営する株式会社学生情報センターと共同実施し、イベントの前半にミニセミナーを実施。

働く前に知るべき法知識や、ブラックバイト・闇バイトなどについての注意喚起が行われました。

本セミナーに登壇した株式会社学生情報センターの山口晋さんは、

「アルバイトには、お金を稼ぐことができたり、社会経験が得られたり、人間関係が広がったりというメリットがあります。一方で、時間を拘束されるというデメリットも押さえてほしい。」

と、アルバイトのメリット・デメリットについて説明し、働き先を探す際は、仕事内容や勤務時間といった就業内容をしっかり確認し、学業への影響が出ないかをチェックすることが重要だと学生たちに説明。

また新入生たちに向けて「時給が相場と大きく違わないかを確認する」「求人票をスクリーンショットなどで忘れず保存しておくこと」などのアドバイスを送りました。

 

SCで働く魅力を伝えるアルバイト説明会も併せて開催

続けて、今回のプロジェクトのリーダーを務める、三井不動産商業マネジメント株式会社の保木悠さんが登壇。

「別々の会社で、ライバル会社でもあるイオンモールとららぽーとが、一つのプロジェクトを一緒にやりましょう、という流れになりました。両社が協力することで、大学生の皆さんにもっと何か支援ができないか、これから社会に出ていく上でフォローができないか、ということを考えてスタートしたプロジェクトとなっています。」

と、プロジェクトについて説明。

「ショッピングセンター(で働くこと)はこんなに楽しいですよ、ということをお伝えしつつ、結論を言うと皆さんをスカウトしに来ました。今日はショッピングセンターで働いてみませんか、というような話をさせていただきたいと思っております。」

とSCで働く魅力について学生たちに語りかけました。

保木さんは、利用客が普段立ち入ることができないSCのバックヤード環境などについて紹介。

「ショッピングセンターでは今、従業員の皆様の働く環境をより良くしよう、ということに力を入れています。各店舗様が提供してくれている従業員割引や、休憩室も今はカフェに近いようなものをバックヤードに用意しています。」

と説明。

他にもスキルアップのための資格試験の用意や、SCによってトイレなどの環境整備が整っている点も、路面店舗にはない魅力だと訴えかけました。

また、今回のプロジェクトの一環として、学生同士のコミュニティ形成の支援の一環で、学生従業員のみの交流会の開催や、学生生活支援のための「施設からのありがとうチケット」として、両施設で利用可能な学生限定のクーポン券やTOHOシネマズ無料鑑賞券の配布なども実施することを紹介。

SCが学生にとって魅力的な就業先であることをアピールしました。

ミニセミナー後には会場を移し、両施設に出店中の5社による説明会を開催。

参加した学生たちは各企業のブースを順に回り、それぞれの説明を熱心に聞くだけでなく、自分から質問をする積極性を見せていました。

 

「今後も継続してエリアを広げて取り組んでいきたい」

報道関係者向けのプロジェクト説明会には、ミニセミナーから引き続いて保木さんと、イオンモール株式会社の谷口光厘さんが登壇。

今回学生の採用や支援に向けたプロジェクトのきっかけについて、

「元々両社の社長が話をする機会があり、そのタイミングで何かSC業界を盛り上げて、地域のお客様も、そして働いている方も笑顔にすることができないかという、かなりざっくりした夢を描き、本プロジェクトにメンバーが集まったことがはじまりです。」

と明かしました。

企業や部署の垣根を越えて集まったメンバーのもと、プロジェクトを2023年に発足させたそうですが、さまざまな調査や両社の調整・方向性の変化などから、発足当初のテーマであった「人材不足の解消・店舗支援(採用支援)」から「学生の支援」へと変わっていき、今回ようやく実証実験に漕ぎつけたのだと語りました。

今後の活動や展望について聞かれると、

「今回のプロジェクトの骨子は、どうしても物理的な距離が必要なものです。働いていただく方が、まず通うとなると、やはりオンライン的なものではできません。しかし、例えば愛知エリアであったり九州エリアなどでも、ららぽーととイオンモールが隣接しているようなところも山ほどありますので、同じような取り組みは色々な意味でできると思っております。」

と説明。

最終的には本取り組みを継続していき、実施エリアを拡大していきたいと将来の展望を語りました。

今後は4月中に近隣エリアの2大学で合同アルバイト説明会を開催予定となっています。

この取り組みについてさらに詳しく知りたい方は、本プロジェクトの特設サイトをご参照ください。

特設サイト:https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/special/sc-student-support/

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