ダライ・ラマ14世、千代の富士 指導者としての“精神”を世界に解く歴史的会見の音声&映像公開中!

戦後から現代に至るまで数多くの日本外国特派員協会(FCCJ)での記録をたどり、膨大な音声と写真アーカイブを元に歴史的瞬間が蘇る、ヒストリーチャンネルが贈るオリジナルドキュメンタリーシリーズ『歴史の証言〜あの日何が語られたのか〜』をヒストリーチャンネル公式YouTubeにて公開中!

3月の「歴史の証言」は、1950年から続く中国によるチベット侵攻により、祖国を追われ亡命したダライ・ラマ14世の貴重な1980年FCCJでの会見音声。「私はただの、ひとりの仏教僧にすぎません」と語り始めるダライ・ラマ14世は、1980年 政治活動を行わないという条件のもと来日。「私はチベットの人々、チベット民族のために尽くしている」とチベット人口の600万人のうち約10万人のチベット難民がいる実情を説明。「どれほど強力な外部の武器であっても、人間の意志の力を変えることはできない」と自身の強い意志を語ります。

この来日で広島を訪れたことについて「子どもの頃から(広島の)話を聞いてきましたが、実際にその場所を訪れとりわけ人々と直接会うとそれはまったく違う体験だった」と振り返るダライ・ラマ14世。「核による破壊を止めるためには、怒りではいけません。憎しみでもいけません。怒りによって怒りを消すことはできません。しかし、怒りは思いやりという水によって愛と優しさによって乗り越えることができます」と第二次大戦時に日本に遺した深い傷と向かい合う日本人に向けてメッセージを送った。「世界平和は、武力ではなく思いやりによってこそ実現できる可能性がある」と暴力の連鎖を止める道筋を広島に見つけ、人間の尊厳について世界に訴えたのです。

また、徹底的に鍛え込まれた身体で頂点に立ち、連勝を重ね、日本中を熱狂させた国民的大スター第58代横綱・千代の富士の1999年に行われたFCCJの会見映像。会場の記者から、力士はテレビの取材に答える際何も言わないことを指摘され「あれはね 物は言えない状況なんです。相撲の勝負が終わってすぐ引き揚げてきてのインタビューですから。力を使い込んで疲れているんですよ。(笑)」と素直な気持ちを伝えつつ「「勝って驕(おご)らず」という言葉があるんです」と全世代がその相撲に一喜一憂した、勝負直後の姿勢を解く。1981年に悲願の横綱に昇進したあとについて「約11年間かかって横綱になることが出来たんです。そのあとは、その地位を守っていけるかどうか、もう夜も寝れないぐらい、食事も喉を通らない」と勝ち続ける重圧と折れそうになる苦悩について語りました。

その後1991年に35歳で引退を表明。力士の育成について「引退して親方になってみなきゃ分からない、苦労が沢山出てきたんです。人様の子を預かって相撲だけじゃなくて、一般社会に出しても、恥ずかしくないような人間を作る。こういうことも非常に苦労してきました」という親方になったあとの苦労について赤裸々に語った。「しっかりとした頑張れる気持ち、そういうものを持って激励してあげるのも自分たちの、これからのすることではないかなと思いながら今頑張っております」と現役を引退後、九重親方として、相撲の未来を世界に向けて示したのです。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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