東京真中、新曲「ブレインロット」が描くショート動画時代の中毒性

東京真中、新曲「ブレインロット」が描くショート動画時代の中毒性

ボカロP/音楽プロデューサーとして活動する東京真中が、新曲「ブレインロット」を2026年2月25日にデジタルリリースした。

「ブレインロット」は通算11枚目のシングルとなる作品で、現代的なインターネットカルチャーを色濃く反映したテーマが特徴的な一曲。楽曲の軸となっているのは、ショート動画コンテンツが持つ“中毒性”。TikTokをはじめとした短尺動画を無意識のうちに延々とスクロールしてしまう感覚や、思考が停止したまま時間だけが過ぎていく状態を、音楽として表現している。

タイトルにもなっている「ブレインロット(Brain rot)」とは、直訳すると「脳が腐る」という意味を持つスラングで、価値の低いオンラインコンテンツを過剰に摂取することによって、精神的・知的な働きが鈍化していく状態を指す言葉だ。近年では、終わりの見えない短尺動画の視聴行為が、その代表的な例として語られることも多い。

歌詞では、意味や物語性よりも“聴き心地”が優先されており、フレーズの反復や単語のループが多用されている。これは、内容を深く考えずに次々と情報を消費していくショート動画視聴時の感覚をなぞるような構造となっており、テーマと表現が強く結びついている点が印象的だ。

サウンド面においても、一曲を通して同じコード進行が繰り返されるミニマルな構成が採用されているほか、サイケデリックな質感を持つシンセサイザーのソロパートが楽曲に強い個性を与えている。単調さと刺激が同居するサウンドデザインは、心地よさと違和感が交錯する“ブレインロット”状態そのものを想起させる。

インターネットと切り離せない現代の生活を鋭く切り取りながらも、キャッチーで中毒性のある楽曲として成立させた「ブレインロット」。東京真中のクリエイターとしての視点と、サウンドメイクの巧みさが際立つ一作となっている。また、同曲はニコニコ動画が開催するイベント「ボカコレ」で、投稿作品5,774曲中2位を獲得。開催期間3日で約20万再生、5万コメント、という異様な盛り上がりを見せ、すでにボカロ界隈では注目の作品になっていたが、リリース後も大きな反響が続いており、billboard JAPAN「ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20」では2/25付のランキングで首位を獲得。YouTubeのMVも公開4日ですでに100万再生を突破し、YouTubeの急上昇ランキングにもチャートインするなど大きな話題となっている。

「ブレインロット」はOTOTOYからハイレゾ&ロスレス配信中。今すぐ聴いてみよう。

アーティスト情報

・オフィシャル・ウェブサイト
https://blue066769.studio.site
・X
https://x.com/tokyomanaka
・Instagram
https://www.instagram.com/tokyomanaka
・Tik Tok
https://www.tiktok.com/@tokyomanaka

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