西新宿で出会うネオンの散歩道!? 体験型イルミネーション「Shinjuku Neon Walk」に行ってみた

12月に入り、冷え込みもいよいよ本格化。街中ではイルミネーションやクリスマス装飾が目立ち、年末らしい空気になってきました。

そんな中、SNSで「西新宿・都庁前エリアに、ネオンと最新AI技術を使ったイルミネーションがあるらしい」という情報をキャッチ。これは気になる……! ということで、実際に現地へ足を運んできました。

今回は、西新宿・新宿都庁前エリアで楽しめる、ネオンアートと最先端テクノロジーが融合した注目のイルミネーションを、現地レポートでお届けします。

早速お出迎えしてくれたのは、江戸を感じるネオンゲート!?

JR新宿駅西口から中央通りをまっすぐ進むと、提灯に「新宿ネオンウォーク」と書かれたゲートが出現。まず目に飛び込んでくるのが、こちらの『EDO GATE ―時を灯す扉―』です。

神社の茅の輪くぐりをモチーフにした光の輪で、提灯の文字は浅草寺の提灯なども手がける江戸文字書家・橘右之吉氏によるもの。伝統的な江戸文字の力強さと、ネオンによる現代的な演出が融合し、まるで江戸と現代が交差する“光のゲートウェイ”のような存在感を放っています。

このエリアはオフィスビルやホテルが多く人通りも多いため、通りかかっただけでも思わずくぐってみたくなる、そんな仕掛けになっていますね!

それでは、会場内に点在するいくつかの注目コンテンツを順に見ていきましょう!

あちらこちらにネオンアートが点在!

会場を歩いていると、いたるところにネオンで彩られた看板がずらり。

今回のイベント名は、その名も「Shinjuku Neon Walk」。その名の通り、エリア内のあちこちにネオンアートが点在しており、歩くだけで自然とネオン巡りが楽しめる構成になっています。

これらの作品は、『Lucky Neon Art −笑う門には福来る−』。年末年始にぴったりな縁起の良い言葉をモチーフに、カラフルなネオンアートとして表現したラッキーフォトスポットです。思わず写真を撮りたくなるポップさで、SNS映えもばっちり!

ネオンデザインを手がけているのは、クリエイティブユニット ExMetaClub。新宿の夜に溶け込みながらも、しっかりと存在感を放つネオンアートは、まさに歩いて楽しい仕掛けのひとつとなっています。

こちらの透明な半球体ドーム作品は、「Shinjuku Neon Walk」とテレビ朝日で放送中の人気番組『ももクロちゃんと!』のコラボレーションによるもの。ももいろクローバーZのメンバーそれぞれが「東京&カワイイ」をテーマに描いたイラストを、ネオンアートとして立体的に再現しています。

ここでしか見ることのできない完全オリジナル作品で、メンバーの個性あふれる世界観がひとつの空間に凝縮。思わず写真を撮りたくなる、フォトジェニック度の高いアートイルミネーションに仕上がっています。

ももクロファンの方は、ぜひ現地で直接体感してほしい作品です。

AIが映し出す“もう一人の自分”と出会う体験型アート!?

こちらは大きなサイネージが突如出現。目の前に立ってみると……なんと全く違う姿に変身!? この作品は『Transformirror(TOKYO NIGHTTIME PROJECT ver.)』。

『Transformirror:鏡の向こうの自己』は、AIの力を使って、観客自身の姿をリアルタイムで変換する体験型アート作品。カメラの前に立つと、自分の映像がまるで魔法のように変容し、思わず「これが自分?」と声が出てしまうほどの不思議な体験が味わえます。

服の色や身長によって映し出される姿は一人ひとり異なります。

ただ鑑賞するだけではなく、参加することで初めて完成するのが本作の魅力。AIによって生み出される“もう一人の自分”との出会いに、驚きと楽しさが同時に広がりますね!

開発・制作を手がけたのは、ライゾマティクス主宰の真鍋大度氏と、アーティストのカイル・マクドナルド氏。テクノロジーとアートが融合した、まさにナイトタイムを彩る最新型インタラクティブ作品です。

光に誘われて立ち寄りたくなる!?「Neo ネオン屋台」も出店中!

会場内には、イルミネーションの世界観をそのまま体現したキッチンカーも登場。手巻き寿司など江戸の食文化を感じさせるメニューをはじめ、クレープなどの東京・新宿にゆかりのあるグルメが楽しめる屋台が並び、目でも舌でもイベントの雰囲気を味わえる空間になっています。

光に包まれたネオンの中でいただくフードは、いつもの屋台グルメとはひと味違った特別感があり、散策の合間につい立ち寄りたくなるポイントです!

年末年始は西新宿都庁前で、ちょっと特別なナイトタイムを!

いかがでしたか? ネオンアートや最新AI技術を取り入れたイルミネーションが、西新宿・都庁前エリアをいつもとは少し違う表情に彩る「Shinjuku Neon Walk」。

江戸の文化を感じさせる光の演出から、思わず体験したくなる参加型アート、写真を撮りたくなるネオンスポットまで、散策するだけで次々と発見があるのも本イベントの魅力です。

仕事帰りにふらっと立ち寄るもよし、年末年始のお出かけ先として訪れるもよし。いつもの新宿とはひと味違う、夜の街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

さらに、12月31日にはカウントダウンイベント「Happy New Year Tokyo 2026」も開催予定!

世界的に活躍するアーティスト・蜷川実花 with EiMによるプロジェクションマッピングをはじめ、日本を代表するバーチャルシンガー初音ミクの最先端イマーシブライブ、オリンピアンのブレイクダンサーShigekixによるパフォーマンス、ハローキティたちが登場する「カワイイダンスショー」、MPLUSPLUS DANCERSによる光と音のダンスショーなど、豪華なコンテンツが大みそかの夜を華やかに彩ります。

当日の受付は21時30分から開始予定とのこと。年越しの瞬間を特別な演出とともに迎えたい方は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

「Shinjuku Neon Walk」開催概要

日時:2025年11月27日(木)~2026年1月7日(水)16:30~22:00
※12月31日(水)は25:00まで
場所:中央通り歩道部(新宿副都心4号街路)
主催:東京ナイトタイム魅力創出プロジェクト実行委員会
共催:東京都
特設サイト:https://tokyo-nighttime-project.jp

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