なぜイスカンダルはコスモクリーナーを持ってきてくれなかったのか

なぜイスカンダルはコスモクリーナーを持ってきてくれなかったのか

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

なぜイスカンダルはコスモクリーナーを持ってきてくれなかったのか

「さらばリアルよ – ヤマト2199はSF(になるうる)か?」 2013年06月23日 『404 Blog Not Found』
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51875987.html

なんか小飼弾がノリノリでヤマト2199について書いている。俺はヤマト2199を見てないので、この小飼弾の話はさっぱりわからない。

しかし元祖ヤマトの永遠のテーマ、なぜイスカンダルはコスモクリーナーを取りにこさせたのか?は興味がある。普通に考えればサーシャの宇宙船でコスモクリーナーを持ってきてくれれば、ヤマトがあんなに苦労しなくてすんだのに。

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でも、それで問題が解決するだろうか。ガミラス軍は健在なわけで、地球の放射能を除去しても、地球側が劣勢なことには変わりない。科学力の差から考えて、遊星爆弾の放射能がなくても、多少手間はかかるかもしれないが、ガミラス軍は地球を滅亡させられるはず。

つまりいずれにせよガミラスを滅ぼすか、少なくともガミラスと対等に戦える武力を地球側が身につけるしか、滅亡を回避する方法はない。イスカンダルがガミラス軍をやっつければ別だけど。イスカンダルとガミラスが直接戦わないのは、冷戦時代についぞアメリカとソ連(ロシア)は、直接戦わなかったのと同じなのだろう。

滅びたくなければ、地球はそれだけの力をつけろということなのだろう。そのための支援はするが、それ以上の支援はしない。結果的にガミラスを壊滅させたのは予想以上の戦果かもしれないが、それぐらいできないと地球は生き残れない。

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日本が貧困国を支援するのと同じだと思うのだよね。直接食料を支援しても問題の解決にならない。それだと永久に支援し続けなければならないからだ。貧困国が自力で食料を生産できる手助けをするのが本当の支援。

イスカンダルも同じで、地球がガミラスに対抗できるだけの武力を身につける手助けをしたということなのだろう。だからサーシャが持ってきたのがコスモクリーナーの設計図ではなく、波動エンジンの設計図なのは、当然なのだ。

作中では、地球人が自ら運命を切り開くことに意味があるのだ、というような説明がされていたと思う。それはそんなに間違っていない。イスカンダルに永久に依存するわけにはいかない。

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ふと思ったのだがヤマトって孫悟空なのではなかろうか。祖国(中国)を救うために遠くはるばるインドまで、経典を取りに行く。途中でさまざまな苦難を乗り越えていく。筋斗雲(波動エンジン)もあるしw。となると波動砲は如意棒か。ガミラスは牛魔王?

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年06月26日時点のものです。

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