【緊急】愛猫のために準備した「ねこ専用防災バッグ」の中身、解説します!
※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
猫と暮らしはじめて4年。食事や日々の健康には気を配ってきましたが、いざという時の対策は正直後回しにしちゃっていました。
そんな折、アイリスオーヤマの「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」が雑誌で紹介されているのを見かけまして。
これをきっかけに、猫との避難をシミュレーションしてみることに!
防災セットを手に入れて終わりにせず、実際に猫を連れて避難訓練をしてみたら、見えてきたことがたくさんありました。
15品の猫グッズが入った、3Wayのショルダーバッグ
「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」の中心となるのは、ショルダー・斜め掛け・手持ちに対応できる3wayのショルダーバッグ。
2Lのペットボトボトルを横にしてちょうど入れられるサイズで、足りない荷物を追加できるように少し余裕を持った容量に設計されていました。
気になる中身は、ディッシュ2枚、アルミシート、折りたたみトイレ、スコップ、防臭袋20枚、迷子札や首輪、猫ネットをはじめとした食事・排泄・衛生周りをケアする15品。
あえてフードや水、猫砂は含まれていないので、足りないものを追加する必要があります。
特にフードや猫砂は猫によって好みが分かれる物。これらは自分で追加できるのは理にかなっていると思いました。
ちなみに、フードや水は人間と同く最低でも1週間分を用意するのが望ましいとのこと。
飲水量の目安は1日約50ml/kg。我が家の猫は体重2kgなので、3Lくらい必要みたいです。なかなかの量ですね。
いざという時に焦らないように!実際に使ってみた
我が家のサビ猫ちゃんに協力してもらいながら、「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」をいざという時に使えるようシミュレーションしてみました。
防災セットは使えてこそ意味がありますからね。サビ猫ちゃんにとても嫌そうな顔をされましたが、必要なことなので頑張りましょう。
折りたたみトイレをチェック
まず、使ってみたのは折りたたみトイレ。
折りたたまれた状態はとってもコンパクトですが、広げると30cm×40cm×12cmになる大人の猫ちゃんでも使いやすそうなサイズです。
中に好みの猫砂を入れて使います。
少し気になったのは紙製な点。避難中、繰り返し使えるのか少し心配だなぁと思っていたところ、ひらめきました。
45Lのゴミ袋でトイレをカバーすれば解決!
本当はサビ猫ちゃんが実際に使ってくれるかチェックしたかったのですが、今回はタイミングが合わず断念しました。
お皿はお気に召すのか…?
ポリプロピレン製のディッシュは、非常用とは思えないしっかりとしたサイズ。ジャバラになっているので、使わない時は平たく畳んで収納できます。
世間では“お猫様は神経質”と聞くので心配してましたが、食事はいつもの皿じゃなくても問題ないみたいです。
猫ネットに入ってもらう
続いて、普段の生活ではあまり出番のない猫ネット。
興奮している猫ちゃんを洗濯ネットに入れると落ち着く、というのは猫飼いの中では常識ですが、不安になったり、パニックになったりしがちな災害時・避難時にも猫ネットが活躍するみたいです。
首輪はイヤそう…
そして問題は首輪と迷子札。
とりあえず装着はできたものの、普段つけ慣れていないので、やはり嫌そう…。日常から少しずつ慣れさせる必要がありそうですね。
他には、防寒用の毛布やアルミシート、そしてゴミ袋やお掃除シートがセットになっていました。
ひとまず、猫キャリーと「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」が1匹に1つずつあれば最低限の環境は整えられることが分かりました。
セットを使って”避難”を想定してみる
アイテムの使い方を予習したところで、次にやってみたのは実際に避難する一連の動きの確認。
「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」に付属している「防災手帳」を頼りに、避難についても見直してみました。
我が家の場合、避難が想定される災害は地震による倒壊や津波。幸い自宅から職場が近いので、有事には私が1人で2匹を連れ速やかに避難することになるでしょう。
近くの避難所がペットとの同行避難可能かもこの機会にチェックしました。
しかし、猫を入れたキャリー1つと防災セット1つだけでもかなりの荷物!
猫2匹分のキャリーと防災バッグと人間用の防災バッグを持ち出すことを考えるとなかなかの重さと大きさになります。
これは何か工夫が必要ですね…。
実際に避難訓練をやってみると、猫をキャリーに入れるだけでも一苦労。もし、有事に避難グッズをかき集めるところからやっていたら逃げ遅れてしまうでしょう。
猫たちをキャリーにスムーズに入れる練習をしながら、緊急事態の際に掴んで運ぶだけの一時避難用非常持ち出し袋の重要性を強く感じました。
最後に、今回のセットの内容とセットに追加したものをリストにしてみました。
<セット内容>
・3WAY ショルダーバッグ
・ディッシュ 2枚
・アルミシート 1枚
・おそうじシート 10枚
・折りたたみトイレ 1つ
・猫砂スコップ 1つ
・防臭袋
・迷子札 1つ
・首輪 1つ
・猫ネット 1つ
・自着性テープ 1つ
・タオル 1つ
・ハンカチ(ガーゼ素材) 1枚
・テープ
・防災手帳
<追加したもの>
・いつものフード 1週間分/匹
・水 1週間分
・猫砂 3~4Lくらい
・45Lのゴミ袋(トイレを繰り返し使うための工夫)
今回は猫用の防災セットをご紹介しましたが、「犬用セット」もあります。
ペットとの避難について、まだ考えられていなかったなと思う方は、ぜひこちらのリストと「猫用・ペット用防災セット 15点セット PBSN-15」を参考に、対策をはじめてはいかがでしょうか。
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Photo: にしやまあやか
Image: Amazon.cp.jp
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