実は人的補償は一度だけ!松本剛巨人移籍の補償はどうなる?

国内FA権を行使した北海道日本ハムファイターズの松本剛選手が、読売ジャイアンツと契約合意した。先日行われた会見での巨人のユニフォーム姿に、もうファイターズの選手ではなくなってしまったという喪失感を抱いたファンも多いはず。

松本選手の今季の推定年俸は1億1000万円で、金銭&人的補償が必要なBランクとみられる。ファイターズは今後、巨人に対するFA補償の内容をどうするか選ぶことができ、巨人は12月12日までにファイターズに選手プロテクトリストを提出しなければならない。

北海道移転後、選手を放出することが多かったファイターズだが、以外にも過去にファイターズが人的補償を選択したケースは3度のみだ。

最初の人的補償は巨人に対して。30年前の1995年に河野博文投手が巨人にFA移籍し、その人的補償として川辺忠義を獲得した。ファイターズが巨人に対して人的補償を求めたのはこの30年前の1度だけで、これがNPB初のケースだった。

その後の2回は北海道移転後。2013年の鶴岡慎也捕手のソフトバンク移籍に伴い、藤岡好明投手を獲得。そして記憶に新しい2022年、近藤健介選手のソフトバンク移籍で現在の守護神である田中正義投手を獲得した。

これまでファイターズから巨人へFA移籍したのは95年河野博文投手、06年小笠原道大選手、09年藤井秀悟投手、16年陽岱鋼選手、そして今回の松本剛選手で5人目となる。小笠原選手、陽選手の補償は金銭で、09年の藤井投手はCランクだったため補償の適用外だった。

選手層が厚い巨人のプロテクトリストは今も昔も宝の山のように思えるが、以外にも巨人からは一度しか選手を獲得していない。今回のプロテクトリストを見て、どのような判断をファイターズが下すのか注目していきたいと思う。

(Written by 大井川鉄朗)

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