米国売上が日本超え、ハイチュウ「ファンタジーミックス」逆輸入の背景を森永製菓に聞く

森永製菓株式会社が、アメリカからの逆輸入盤とも言える「ハイチュウアソート<ファンタジーミックス>」(以下、ファンタジーミックス)を9月から日本国内で再発売しています。

HI-CHEW | Worlds of Flavor | Fantasy Mix(YouTube)
https://youtu.be/eaCWMKEjbyE

アメリカで人気のフレーバー「カラフルシャーベット味」「ブルーハワイ味」「ブルーラズベリー味」3種のアソートとなるファンタジーミックス。

「こちらはおなじみの味が楽しめるハイチュウアソート 86gに次ぐ2品目の定番商品として販売しております。おかげさまで日本にはなかなかないアメリカンな味わいをお楽しみいただけているようです」と、その反響について話してくれた同社菓子マーケティング部の堤崇将さんにさらに詳しい話を聞いてみました。

前述のフレーバーの中では「SNS上の反応を見る限り、ブルーラズベリー味が好評なようです」といいます。「24年7月にスティックタイプでブルーラズベリー味のみの発売をしましたが、期間限定品の最高売上(発売当時)を記録しました」とも話してくれました。

ファンタジーミックスに先駆けて、7月には期間限定で台湾のトロピカルフルーツの味を再現した「ハイチュウアソート<トロピカルミックス>」(現在は販売終了)、アメリカのデザートをイメージした「ハイチュウアソート<デザートミックス>」(現在は販売終了)も発売しました。

世界各国の人気フレーバーを日本に逆輸入することについては「現在はファンタジーミックス以外の定番化の予定はございませんが、チャンスがあればこれからも各国で人気のフレーバーを日本のみなさまにご紹介できればと考えております」としています。

「今やアメリカが日本を超える売り上げになりました」というハイチュウ。森永製菓の営業努力はもちろんですが、アメリカで人気となったきっかけの一つは日本人メジャーリーガーだというのは有名な話です。

現在では「ほとんどの大手スーパーのキャンディ売り場でお買い求めいただけるまでになりました。また、アメリカでは今年のハロウィン向けにミステリーフレーバーを発売したところ、大好評になっていると聞いております」と、日本人メジャーリーガー同様にハイチュウもアメリカに根付いたようです。

そのアメリカではファンタジーミックスのフレーバー3種以外にも「日本ではあまり馴染みのないフレーバーではありますが、アメリカのキャンディの定番フレーバーであるブルーラズベリーやサワーウォーターメロンのハイチュウも販売しております」とのことです。

最後に海外でもハイチュウが人気となっている理由について聞いたところ「ハイチュウならではの噛み応えから生み出される“real fruit(本物の果実)”感 や、様々なコミュニケーションを通じたブランドとしてのワクワク感が評価されております」という答えが返ってきました。

次回はどの国の人気フレーバーが逆輸入されるのでしょうか。

世界各国のハイチュウを食べ比べたら味が違いすぎた!(YouTube)
https://youtu.be/am0XEfwklbo

※画像提供:森永製菓株式会社

(執筆者: 6PAC)

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