ゲームだけじゃない!ランボルギーニ、スターウォーズなど中国のコラボスマホが続々登場

ゲームだけじゃない!ランボルギーニ、スターウォーズなど中国のコラボスマホが続々登場


Matomo

以前、ゲーミングスマートフォンであるnubiaのREDMAGICシリーズの「鳴潮・ツバキ」コラボモデルを紹介しましたが、中国のスマートフォンメーカーはこのようなキャラクターや企業コラボのモデルを毎月のように発表、発売しています。
特にこの冬は海外ではクリスマスセール、中国では2025年11月11日(火)の独身の日セールに向けて様々なモデルが出てきました。
今回は4つの製品を紹介します。

鳴潮ブームで盛り上がる中国のスマホ売り場

REDMAGIC 10S Pro 鳴潮版REDMAGIC 10S Pro 鳴潮版 – Saiga NAK

nubiaの「REDMAGIC 10S Pro 鳴潮版」は以前の記事で紹介したように、鳴潮の世界観とツバキをフィーチャーしたファン待望の製品です。
発売後に完売してしまったものの、現在もその人気は揺るぎません。

鳴潮コラボを行うREDMAGICストア鳴潮コラボを行うREDMAGICストア – Saiga NAK

2025年11月に中国・深センの家電量販店を訪問しましたが、REDMAGICの販売コーナーは鳴潮とのコラボキャンペーンが行われており、今でもこのコラボが人気であることを認識しました。
このようなイベントが毎月のように行われている中国、ちょっとうらやましいと感じてしまいますね。
それではこの冬に登場したコラボスマートフォン4機種を紹介しましょう。

nubia REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition

REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga EditionREDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition – 「REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition」製品ページ

REDMAGIC 10S Proの後継モデルとなるnubiaの「REDMAGIC 11 Pro+」が、Golden Sagaとコラボしたモデルとして登場したのが「REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition」です。

Golden Sagaはゴールドラッシュ後の地下世界を舞台に、失われた財宝を巡って探索・拠点建設・バトルを行うF2Pストラテジーゲームですが、日本ではあまり知名度は高くないようです。
海外でも通好みのゲームとして知られています。

価格は20万円を超える価格は20万円を超える – 「REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition」製品ページ

「REDMAGIC 11 Pro+」はQualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5搭載のハイスペックなスマートフォン。
背面に光るように見える円形のスリットは、世界初の液体冷却システムを見せるためのもの。
本体内部で液体を循環させて効率よく放熱を行います。

「REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition」はメモリ構成が24GB+ストレージ1TBという、PC級のスペックにすることで9,999元(約22万1000円)で販売されます。

ボディーの仕上げも高いボディーの仕上げも高い – 「REDMAGIC 11 Pro+ Golden Saga Edition」製品ページ

本体はスーパーカーグレードのカーボンファイバー素材を背面パネルに採用、強度と軽量を両立した洗練されたデザインで仕上げています。

ディスプレイは航空宇宙グレードのサファイアガラスでカバー、また鏡面仕上げのシルバーフレームには電源ボタン、REDMAGICのロゴ、Golden Sagaのエンブレムそれぞれに金メッキも施されています。
ゲームプレイも楽にこなす上に所有欲も満たされるという欲張りな製品です。

OPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition

OPPO Reno14 F Dark Side Limited EditionOPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition – 「OPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition」製品ページ

OPPOからはスターウォーズとコラボしたスマートフォン「OPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition」がメキシコで発売されました。
限定販売で、価格は11,999メキシコペソ(約10万2000円)。

ベースとなる「Reno14 F」はQualcomm Snapdragon 6 Gen 1をチップセットに搭載、カメラは5,000万画素広角、800万画素超広角、200万画素マクロ、6,000mAhバッテリーを搭載するミドルレンジモデルです。

パッケージも付属品も豪華すぎるパッケージも付属品も豪華すぎる – 「OPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition」製品ページ

パッケージが豪華仕様になっており、Death Star風デザインの大型のコレクターズボックスにはシリアルナンバーが入っています。
付属品はDeath Star IIモチーフのスタンド、Darth Vaderモチーフのキーチェーン、ロゴ入り45W対応USB Type-C充電器、専用カラーのUSB Type-Cケーブル、さらに特別デザインのSIMピンも同梱されています。

スターウォーズコラボスマホは3作目といえるスターウォーズコラボスマホは3作目といえる – 「OPPO Reno14 F Dark Side Limited Edition」製品ページ

ちなみにスターウォーズとのコラボスマートフォンは、2019年にサムスンから「Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition」が発売されたほか、日本でも2016年にソフトバンクがシャープ製の「Star Wars Mobile Limited Edition SW001SH」を発売しました。
今後もスターウォーズスマートフォンは定期的に市場に出てくるでしょう。

Xiaomi REDMI K90 Pro Max Champion Edition

Xiaomi REDMI K90 Pro Max Champion EditionXiaomi REDMI K90 Pro Max Champion Edition – 「REDMI K90 Pro Max」製品ページ

シャオミのコスパモデル「REDMI」シリーズの中でも、超高性能なスマートフォンが「REDMI K90 Pro Max」です。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を採用するだけではなく、背面にはBOSEと提携した7Wのサブウーファーを搭載。
スマートフォンとして世界初となる2.1chステレオシステムにより迫力あるサウンドを再生できます。
そんな高性能・高音質スマートフォンがランボルギーニとコラボしたモデルが「REDMI K90 Pro Max Champion Edition」なのです。

Lamborghini SC63がモチーフLamborghini SC63をモチーフ – Lamborghini.com

デザインはランボルギーニ初のレーシング用ハイブリッドプロトタイプカー「Lamborghini SC63」をモチーフにしており、テクノロジーとスピードの完璧な融合として背面にはY字型のスピードデザインを採用しました。
このY字型デザインはこれまでのランボルギーニコラボモデルでも採用されてきたものです。

背面のテクスチャはカーボンファイバー車体の鋭いラインを取り入れ、本体は専用の起動アニメーションや充電エフェクト、壁紙やサーキット風テーマも用意されているとのこと。
製品説明によると“画面を点灯するたびに、胸躍る走りへの憧れに応える一台”だそうです。

スタイリッシュなパッケージと付属品スタイリッシュなパッケージと付属品 – 「REDMI K90 Pro Max」製品ページ

スポーツカーをイメージしたスリムなパッケージにランボルギーニロゴ入りのアクセサリも付属。
こちらも所有欲を満たされる1台です。価格は5,499元(約12万1000円)。
シャオミのオンラインストアでは品切れが続いており、人気の高さを物語っています。

realme GT8 Pro Aston Martin F1 Limited Edition

realme GT8 Pro Aston Martin F1 Limited Editionrealme GT8 Pro Aston Martin F1 Limited Edition – 「realme GT8 Pro」製品ページ

こちらもスポーツカーとのコラボモデルですが、realme GT8 Proは他のスマートフォンとはちょっと異なる特徴を持ちます。
Snapdragon 8 Elite Gen 5採用のハイエンドなスマートフォンですが、カメラは日本のリコーの「RICHO GR」とコラボ。
GRの撮影体験をスマートフォンで味わうことができます。
そんなカメラフォンの限定モデルとして登場したのがアストンマーチンF1とのコラボモデルです。

カメラバンプ交換システムは世界初だろうカメラバンプ交換システムは世界初だろう – 「realme GT8 Pro」製品ページ

realme GT8 Pro Aston Martin F1 Limited Edition」のカメラは5,000万画素の広角、5,000万画素の超広角、そして2億画素の3倍望遠。
カメラフォンとしての性能は他社の上位機種と互角に戦えるレベルです。

しかも面白い機構として、カメラの台座、バンプ部分を円形または長方形のパーツに交換できます。
まるでメカをいじるような感覚で、カメラ部分の着せ替えを楽しめるというわけです。

高性能カメラとパフォーマンスを同時に体験できる高性能カメラとパフォーマンスを同時に体験できる – 「realme GT8 Pro」製品ページ

価格は5,499元(約12万1000円)ですが、こちらも品薄状態が続いています。
果たして次はどのようなコラボモデルが出てくるのか、中国メーカーの新製品にはこれからも目が離せません。


▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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