故マイケル・ジャクソン/ABBA収録、『ストレンジャー・シングス』シーズン5 Vol.1サントラ配信

 人気SFシリーズ『ストレンジャー・シングス』シーズン5の配信がいよいよ始まり、イレブン、スティーブ・ハリントン、マックス・メイフィールドらおなじみのキャラクターたちが帰ってきた。

 そして現地時間2025年11月28日から、最新エピソードに登場する楽曲も楽しめるようになった。『Stranger Things: Soundtrack from the Netflix Series, Season 5, Vol. 1』のデジタル版が公開され、ABBA、故マイケル・ジャクソン、ザ・サイケデリック・ファーズ、ティファニーほかによるポップやロックの名曲が収録されている。

 『Vol. 2』は12月26日にオンライン公開され、『Vol.3』は2026年1月1日にリリースされる。3作品をまとめ、追加素材を収録した内容となる。

 さらに2026年1月30日には『Stranger Things: Soundtrack from the Netflix Series, Season 5』完全版がCD、アナログ盤、赤いカセットテープ仕様でレガシー・レコーディングス(ソニー・ミュージック・エンタテインメントのカタログ部門)から発売される。カラー・ヴァイナルはスタンダードのブラックに加えAmazon限定のレッド・スモーク、Target限定のブルー・スモーク、Walmart限定のオレンジ・マーブル、ソニー・ミュージック・ストア限定のマーブル・イエローがラインナップされる。

 この3段階のリリースは、3部構成で展開される『ストレンジャー・シングス』最終シーズンを反映したものだ。”Volume 1″となる最初の4話は11月26日に配信された。

 Netflixは今後の展開を示唆する公式トレーラーを10月に公開した。クイーンの「Who Wants To Live Forever」のリミックスが使用されており、オリジナルはラッセル・マルケイ監督による80年代のSFアクション映画『ハイランダー』に登場する、胸を締め付ける名曲だ。

 サウンドトラックはダファー兄弟と、【グラミー賞】2度ノミネートされ【エミー賞】を受賞しているノラ・フェルダーがコンセプトを手がけ、プロデュースした。

 2016年のシーズン1以降、『ストレンジャー・シングス』は世界中の視聴者を80年代へと連れ戻し、“裏側の世界”へと導きながら、カルチャー現象として成長してきた。

 若手キャストのキャリアを押し上げ、ベテラン勢を再び脚光へと導いてきた本作は、サウンドトラックにおいても強い存在感を放ってきた。シーズン4では、ケイト・ブッシュの1985年曲「Running Up That Hill (A Deal With God)」が世界的ヒットとして再浮上し、また、最終話で使用されたメタリカの「Master of Puppets」はその勢いを受け、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”へ初めてチャートインすることとなった。

◎『Stranger Things: Soundtrack from the Netflix Series, Season 5, Vol.1』トラックリスト
1.「Rockin’ Robin」マイケル・ジャクソン
2.「I Think We’re Alone Now」ティファニー
3.「Fernando」ABBA
4.「Mr. Sandman」ザ・コーデッツ
5.「Pretty In Pink」ザ・サイケデリック・ファーズ
6.「Sh-Boom」ザ・コーズ
7.「Oh Yeah」イェロー
8.「To Each His Own」(パラマウント作品『遥かなる我が子(原題:To Each His Own)』インスパイア)Freddy Martin & His Orchestra※
※アナログ盤およびカセットには未収録

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