「約30年前の中判フィルムカメラ」を令和に買った理由。ピント外れや露出ミスすら愛おしくなる

昔からフィルムカメラが好きで、SNSや写真家さんの作品を見るたびに「いつか中判で撮ってみたいな〜」と思っていました。

でも今って、スマホでも充分きれいに撮れるじゃないですか。だからずっと踏み出せずにいたんです。

きっかけは、子どものアルバムのデータ整理。大量のスマホやデジタルカメラで撮った写真の中に、ふと目を奪われるものがあって、それが全部フィルムで撮った数少ないカットで。

もっとフィルムで撮ってみたい」と気持ちが一気に傾き、ついに中判デビューを決意しました。

そもそも中判フィルムとは?

“中判フィルム”は、一般的な35mmよりちょっと大きい120mmフィルムのこと。

フィルムが大きいぶん光の入り方に余裕があって、やわらかくて奥行きのある写りになりやすいんです。

35mmが「気軽にパシャパシャ撮る日常カメラ」だとしたら、中判は枚数が少ないからこそ、ゆっくり大事に撮るカメラ

1本で10〜15枚くらいしか撮れなくて、現像代まで含めると1枚あたりのコストはなかなかのもの。

初めての中判カメラに選んだのは…

今回わたしが迎え入れたのは「PENTAX 645N」。

およそ30年前のモデルなのにオートフォーカスが使えて、動作もまだまだ現役です。

ただし重い。とにかく重い。かなりの存在感があります。

フィルム、現像するお店によっても変わる仕上がり

ファーストロールには、ネットで評判のよかった「Kodak PORTRA 400」を選びました。

こちらも1本2000〜3000円と高額で、初めての装填はとても緊張しました。

装填し、一度目のシャッターを押すと、電子音がジジーッとなり一安心。

シャッター音の「ガッシャーン!」がまた最高で、撮るたびにテンションが上がります

現像はネットプリントを利用して1本1000円ほど。

仕上がりはお店によって全然違うらしく、“どこのお店に出すか”も楽しみのひとつみたいです。

ピント外れや露出ミスも愛しい

“ファーストロール”とは、そのカメラで最初に撮る1本目のフィルムのこと。

まずは子どもと公園で遊んでいる日に気軽に持ち出してみました。

戻ってきた写真は、どれもやわらかくて奥行きのある写り

もちろんピント外れや露出ミスもいっぱいあったけれど、それすら愛しく感じます。

令和に中判フィルムを楽しむということ

それにしても、この令和の時代に重くてコスパの悪い中判フィルムカメラ。

1枚あたり300〜400円と考えると、なかなかですよね!

全員におすすめできるわけじゃないけれど、それでも仕上がってくる写真には予想以上の感動があって、しばらくはやめられそうにありません

「約30年前の中判フィルムカメラ」を令和に買った理由。ピント外れや露出ミスすら愛おしくなる

懐かしの「写ルンです」やっぱ最高! ブレてもいい感じに撮れちゃうな

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