インドカレーのドーサは「もんじゃ焼き」である
インドカレーとともに食べるインドパン・ドーサは「もんじゃ焼き」であると断言したい。ドーサはドーサでも、野菜や香辛料が含まれたマサラドーサは、よりもんじゃ焼き感が強い。
このドーサはマサラドーサ
インド・ポートブレアのレストランで、インドカレーのドーサセットをオーダー。このドーサはマサラドーサなので、ポテトマサラがたっぷりと含まれている。
ビジュ的に食欲を増幅させる
目の前にやってきたマサラドーサは、巨大な三角形だった。表面はキツネ色に焼かれつつも、部分的に色に違いがあり、それがまたビジュ的に食欲を増幅させる。
バリバリッと硬めの生地が破ける振動
マサラドーサを破ると、バリバリッと硬めの生地が破ける振動を指から感じるが、パリパリバリバリでクリスピーな部分は表面だけで、裏側はシットリしている。
ポテトマサラのエキスが浸透しいることもあり、柔らかさに拍車がかかったマサラドーサ、その味は極めて素朴。ハデさは皆無で、ほんのり塩味、シンプルな味付けのポテトを香ばしく焼いたコナモンで食べている感じだ。
ココナッツチャトニやサンバルをかける
途中からココナッツチャトニやサンバルをかけてマサラドーサにガッツリと染み込ませる。それを指でクニュとさせて食べる。これがもう至高。やっぱりこれ、もんじゃ焼きともいえるテイスト。
もんじゃ的なテイストに近くなる
コナモンがさまざまなエキスと融合することにより、もんじゃ的になる。もんじゃ焼きは焼きながら仕上げていくが、ドーサはすでに加熱されており、焼かれて香ばしく仕上がっていることから、もんじゃ的なテイストに近くなるのだと思われる。
もんじゃ的なテイストになっている理由
ポテトマサラがたっぷりとドーサに含まれている点も、もんじゃ的なテイストになっている理由のひとつだろう。もんじゃの具と同様の役割をしている。
ドーサはもんじゃ焼きである
ドーサにさまざまなソースやカレーを融合させることで、もんじゃ焼きのようなテイストに仕上がる。ドーサはもんじゃ焼きである。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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