ご当地コーヒー「フラットホワイト」とは何か / スタバにもある
オーストラリアやニュージーランドでは、現地人に愛されているコーヒーがあります。それはフラットホワイト(Flat White)。オージーコーヒーともいえる存在で、オーストラリア国内のレストランやカフェはもちろんのこと、スターバックスでも飲むことが可能です。
苦味の余韻を感じさせてくれるステキなコーヒー
エスプレッソをベースとしたカフェオレともいえるフラットホワイト。スチームミルクの下にはシルキーなエスプレッソミルク。飲むとキレがありながらも深いコクを楽しませつつ、苦味の余韻を感じさせてくれるステキなコーヒーです。
筆者が語るより、コーヒーに詳しいプロによる説明を読んだほうがわかりやすく、そして正確でしょう。以下は、スターバックスとVOGUEの公式サイトによるフラットホワイトに関する記述です。
<フラットホワイトに関する記述 / オーストラリアスターバックス公式サイトより引用>
「ラテより少し濃い、オーストラリアならではのコーヒーにスチームミルクを合わせました。当店自慢のエスプレッソに、熟練の技術でスチームしたミルクを注ぎ、ベルベットのような滑らかなマイクロフォームを薄く重ねて仕上げました」(Google自動翻訳)
<フラットホワイトに関する記述 / VOGUE公式サイトより引用>
「オーストラリアのカフェムーブメントを象徴する飲み物があるとすれば、それはフラットホワイトでしょう。フラットホワイトは、基本的にはより滑らかなカプチーノで、ストレートエスプレッソほど濃厚ではなく、ラテほどミルクも控えめです。クラシックなカプチーノはエスプレッソ、スチームミルク、そして泡の層がはっきりと分かれているのに対し、フラットホワイトはエスプレッソショットにスチームミルクをそのまま注ぎ、ミルクがエスプレッソを覆い隠すのではなく、支えているのです。フラットホワイトはオーストラリアで数十年にわたり人気があり、2010年頃にオーストラリアのカフェがアメリカでも提供し始めると、スターバックスもすぐに追随し、2015年に独自のフラットホワイトを発売しました」(Google自動翻訳)
ニュージーランドのフラットホワイトはより濃いめのエスプレッソを使用するらしいです。同じフラットホワイトでも、国によって違いがあるなどして奥が深いようです。
スチームミルクのキメが細かいかも
筆者はブリスベンとシドニーでフラットホワイトを飲みましたが、スチームミルクのキメが細かく、なめらかに感じたのは気のせいでしょうか。しかしスチームミルク層はとても薄く、カップのほとんどがエスプレッソミルクで満たされています。
美しいスチームミルクのアートは霧のよう
スターバックスに行ってみると、ありました、フラットホワイト。店内で飲むと伝えると、マグカップに淹れてくれました。美しいスチームミルクのアートは霧がかかったような仕上がりで幻想的。やはり、スチームミルク、キメが細かいように思えます。
空港のラウンジでも飲めるフラットホワイト
このフラットホワイトですが、オーストラリアでは定番すぎて、空港のラウンジでも飲むことができます。しっかりとフラットホライトのメニューがあり、しっかり本格的に仕上げてくれます。
一部の全自動コーヒーメーカーでもフラットホワイトを作れる
そもそもですが、日本でもフラットホワイトは広く知られているコーヒーのひとつ。チェーン店で飲むことは難しいかもしれませんが、個人経営のカフェでは飲めることがあるようです。また、一部の全自動コーヒーメーカーでもフラットホワイトを作ることができます。
フラットホワイトは、スチームミルクとエスプレッソミルクのテイストの緩急が楽しいので、飲むとヤミツキになります。日本でも、飲みたくなってきたッ!
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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