マーガリンで焙煎したコーヒー「イポーホワイトコーヒー」を飲んでみた

マーガリンを含めて焙煎したコーヒー豆を使用し、濃厚濃密な甘い練乳をたっぷりと含んだコーヒー、それがイポーホワイトコーヒーです。

イポー名物「イポーホワイトコーヒー」

イポーホワイトコーヒーは、マレーシアの地方都市・イポー市の名物になっています。なので、イポー市内の食堂やカフェに行くと、イポーホワイトコーヒーがメニューに載っていることが多いです。

地域に根付いた地元民が愛するグルメ

しかもイポーホワイトコーヒーは観光客向けの名物というより、地域に根付いた地元民が愛するグルメなので、食堂で料理と共に飲んでいる地域住民を多く見かけます。特に早朝、朝一杯目の飲み物をイポーホワイトコーヒーにする人もいるようです。

イポーホワイトコーヒーの形式と魅力

イポーホワイトコーヒーは、厚めのコーヒーカップ、コーヒーソーサー、レンゲがセットになって出されることが多く、コーヒーがあふれた状態で出されます。それこそが、イポーホワイトコーヒーの魅力になっているといえます。

ローカル色の強い食堂ほどレンゲ率が高いように感じました。

食堂によって甘味の強弱や質が微妙に違って楽しい

イポーホワイトコーヒーの基本は同じでも、店舗によって仕上がりの味に違いがあります。使われている器の違い、レンゲの置き方、あふれたコーヒーの量、そしてコーヒー自体の味の違いもあります。

実際に複数の店舗を飲み歩くとわかりますが、特に甘味の強弱や質が微妙に違って楽しいです。

甘いのですが、奥底に薫り高さを感じる苦味があって、それがまた心地よいです。

なんだか体力が回復した気持ちになって助かる

名物として、とてもおいしいイポーホワイトコーヒーですが、甘さの影響なのか、飲むと元気というか、体力が回復したような気持ちになります(筆者の場合は)。

なので、いろいろと動き回って観光しながらフラッと入った食堂でイポーホワイトコーヒーを飲むと、なんだか体力が回復した気持ちになって助かります。イポーホワイトコーヒー、これはいいものだ。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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