“たすき掛け”の作用を5本の刺しゅう線で再現した機能性ウェア「DASKI」のインナーシャツが発売
和服の袖やたもとをひもや布地でたくし上げる“たすき掛け”。その身体への効能に着目して開発された機能性ウェア「DASKI(ダスキ)」のインナーシャツ3モデルが発売されました。
背中に5本の刺しゅう線を持つ機能性ウェア
DASKIは一見、普通のTシャツですが、背中にある5本の刺しゅう線がたすき掛けと同等の作用をもたらす機能性ウェア。刺しゅう線の角度と長さ、張力が筋膜を刺激し、着たり羽織るだけですぐに効果が得られるとしています。鉱物による遠赤外線やテーピングによる加圧ではなく、刺しゅう線だけで効果が得られるのがポイント。
メーカーのOvertexは、理学療法士による検証を実施。着用による手足末端温度の上昇、全身の可動域や背筋力の向上といった効果を数値で公開しています。
3モデルをラインアップ
これまで綿Tシャツ、ドライTシャツとして販売してきたモデルに加えて、仕事や外出時、在宅時にいつでも着られるインナータイプのモデルを新たに開発、発売しました。各モデルはホワイト、ブラック、ベージュの3色にサイズは4種をラインアップ。価格は9900円(税込)です。
「福戎(えびす)DASKI」はリラックスをもたらすために設計されたモデル。姿勢の最適化や血液などの循環改善をサポートし、末端体温の上昇、柔軟性の向上といったデータが得られたとしています。
この福戎モデルの刺しゅう線を基本形として、張力を調整した派生モデルを開発。5月に開催された福戎モデルの発表会では、力仕事や格闘技、武術、競技に向けた全身の出力最大化を目的とした「武鬼(おに)」モデルを着用した格闘家が、着用の前後でキックやパンチの威力が上がることを確認するデモンストレーションが披露されました。
“たすき掛け”の作用を5本の刺しゅう線で再現した機能性ウェア「DASKI」がお披露目
「白狐(きつね)DASKI」は、動かずに代謝スイッチをONにすることを目的に設計されたモデル。体温の上昇、可動域の向上に加えて基礎代謝が向上し、着ていることで時速4kmのウォーキング相当の燃焼を持続するとしています。
2025年7月に開催された白狐モデルの発表会では、モデルの山田優さんとお笑いコンビ・マユリカの2人が上半身をひねる動きや前屈により、着用の前後での可動域の向上を体感していました。
「飛猿(さる)DASKI」は、球技や剣技など体軸と腕を使う動作に適していて、安定した軸と腕の出力と精度の最大化に特化したモデル。プロゴルファーによる検証結果で、飛距離やボールスピードの伸びが記録されたとしています。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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