万博「イタリア館」展示作品が引き続き大阪で! チケット発売2日で完売、SNSで飛び交う声

大阪・関西万博は、184日間の会期のち閉幕した。その万博で最も人気だったパビリオンが「イタリア館」だった。古代ローマ時代の彫刻、ルネッサンス期の絵画など、いずれも貴重な作品を次々と展示。9時開場直後から入場待ちの長い列ができ、「7時間待った」という人も多くいた。

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そのイタリア館での展示作品の一部が、大阪市立美術館で引き続き展示されることになった。日伊国交160周年記念 大阪・関西万博開催記念 特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」である。

10月10日、イタリア館でその記者発表会が行われた。

この特別展で展示されるのは、イタリア館でも展示された古代ローマ彫刻の傑作「ファルネーゼのアトラス」と、ルネッサンス期に活躍した画家ラファエロの師匠ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーニ)の「正義の旗―聖フランチェスコ、シエナの 聖ベルナルディーノ、祈る正義兄弟会の 会員たちのいる聖母子と天使」。

これに加え、天才レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿「水を汲み上げ、ネジを切る装置」「巻き上げ機と油圧ポンプ」が、イタリア館で展示されたのと違うものが2点、展示される。約5000点あると言われるヴ・ィンチの手稿の中でこの2点が選ばれたのは、水都大阪にちなんだのが理由という。

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そして、この展覧会のチケットが10月18日から発売された。しかしあまりの人気ぶりに、発売たった2日で全日程が売り切れた。しかも、一般1800円のチケットが転売サイトにおいて1枚数千円、数万円で売られるなどし、美術館側が「お詫び」を掲載する事態となっている。

ネット上には、チケットが取れなかったという声があふれている。「もう完売!びっくり過ぎる」「油断した、ショック」「申し込みの初日に指定日を迷っていたら、あっと言う間にチケット売れ切れになってしまった」「もうイタリアへ行くしかないのか」など。

また、チケット販売に関して、「日時予約だけ取っている人はほぼ転売ヤーでしょう」「コンビニでチケット買ってない人が金も払わず日時予約だけ押さえててその日に行って当日チケット買ったら入れるのはおかしい」といった声や、「エラー祭りでチケット取れなかったし転売もされてて、本当にチケットの分だけ人が集まるのかなと疑問にも思う」という指摘も。

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万博の人気はまだまだ続く。今後チケットが再び発売されるかは現時点で不明だが、もしどうしても観に行きたい場合、公式の発表をこまめにチェックしてほしい。

■天空のアトラス イタリア館の至宝
会期:2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)
時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、12月29日~1月2日
観覧料(税込):一般1,800円、高大生1,500円、小中生500円

https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/expo

(Written by A. Shikama)

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