あまりにも美しい盛りだったので眺めてしまったラーメン二郎系ラーメンがコレ

あまりにも美しい盛りだったので眺めてしまった「豚の子」(東京都千代田区神田西福田町4-6)のラーメン。
この店はラーメン二郎インスパイアの部類に入ると思うのだが、以前と比べ、盛りの美しさがメガ進化していた。

今回オーダーしたものは普通のラーメン。無料トッピングの増量はヤサイ、ニンニク、タマネギ、アブラ、すべてマシマシ。麺はカタメにしてもらった。
待つこと数分、目の前にやってきたラーメンは、純白のアブラに包まれた、まさに白銀のゲレンデ。

このラーメンの画像を見てほしいのだが、ヤサイとアブラがグラデーションを描くようにクリーム色に染まっている。
その時点で美しいのだが、全体的に美しい流線型をしており、余計な突起やはみ出しは皆無。すらりとした、シルクのように流れる美麗な山麓。

この美しさを保つためなのか、今回はニンニクを別皿で渡してくれた。確かに、この眩しい純白のアートを保つには、ニンニクは後乗せにしたほうがよいかもしれない。
しかし、ニンニクをラーメンに盛ってこそ、二郎系。今にも溢れそうなマシマシラーメンにニンニクを盛った。


ニンニクをのせても美しかった。よく観察してみると、その魅力が全体からあふれていることがわかる。あらゆる部分に美しさの理由がある。
スープを覆っているアブラが、泡立つような姿をしているのだ。そこから新たな生命が創造されるかのような、原始地球ともいえる状態。

さっそく食べる。ヤサイをつまんで食べたのだが、これが実にウマイ。トロッとしたアブラがヤサイに浸透し、アブラヤサイにメガ進化。ヤサイの甘味とアブラの甘味、ダブル甘味で味覚を包み込む。
大量のマシマシアブラは、ヤサイの奥の奥、コア部分まで浸透していた。どこまで掘り進んでも、ヤサイがアブラのウマさを纏っている。
ごちそうさまでした。
あまりにも美しい盛りだったので眺めてしまったアブラマシマシ pic.twitter.com/ArjhfH5pMg— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 14, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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