入国ビザが絶対必要なインドにビザ無しで行った結果→ 空港でインド行きの飛行機に乗ろうとした瞬間

2025年10月現在、日本人はインド入国にビザが必要。インドのビザを取得するため、インド大使館にインターネット経由で5年間有効なビザを申請。しかしリジェクト(却下)されてしまった。筆者、インドビザは何度も申請してきたが、初めてのリジェクトであった。

リジェクトでもビザ料金は戻ってこない

インドビザは有効期間が長いと審査が厳しいと聞いたことがあるため、仕方がないことと思いつつも、ビザ料金は戻ってこないので悲しかった。

インドに行こうとしたら航空会社スタッフに止められた

ビザ無しで、そのままインドに飛ぶことにした。一度、タイの首都バンコクに入って数日滞在。その後、インドへと飛行機で向かうことにした。

インドに向かう当日、バンコクの空港では、何の問題もなく出国手続きができた。しかし、飛行機に乗ろうとした際、航空会社スタッフに止められた。

スタッフ「ビザはあるか?」

スタッフは私に「ビザはあるか?」と聞いてきた。ビザ無しであることを知ると、スマホで「日本人がインドにビザ無しで渡航できるのか」を調べはじめた。問題ないと判断したようで、飛行機に乗せてくれた。

「VOA」(Visa on Arrival)を依頼

インドの空港に到着し、入国シートに氏名や便名、インドでの滞在住所などを書く。ビザが無いため、入国シートだけでは入国できない。空港スタッフに到着時の観光ビザ「VOA」(Visa on Arrival)を依頼する。空港到着時にビザを発行してもらうシステムだ。その申請が通れば、その場でビザを発行してもらえる。

VOA用のシートに必要事項を書く

入国シートとは別にVOA用のシートを渡されるので、そこに氏名や便名、インドでの滞在住所などを書く。父親と母親の氏名、結婚しているかどうかなど、けっこう踏み込んだ個人情報を書く必要がある。しかしその点は、通常のビザ申請時と同じ。

ちなみに、VOA用シートは、JALの公式サイトでもダウンロード可能なので、事前にダウンロードして、記入し、プリントアウトしておくと安心だ。

入国理由「インドカレーを食べに来た」

入国審査時、入国シートとVOA用シートをスタッフに渡す。どうしてインドに来たのか? 帰国する飛行機のチケットは持っているのか? などいろいろと聞かれる。筆者は入国理由を聞かれ「インドカレーを食べに来た」と伝えた。

無事に入国し、インドカレーを食べた。

ちなみにVOAには費用がかかる。筆者はクレジットカードで支払った。

VOAが拒否されないとは言い切れない

インドビザは、事前申請が極めて手間だ。わかりにくく、そして記入量が多い。しかし、日本人にはVOAが許可されているため、それらの作業を飛ばしてインドに入国することができる。事前のビザ申請が手間すぎるため、VOAを選択している人もいるはずだ。

とはいえ、VOAが拒否されないとは言い切れない。インドの空港に着陸したのに、VOAを拒否されるかもしれない。そうなれば、インドの街に出れず、そのままインド国外にターンするしかない。

VOAを求めるならば、VOAのルールを把握する必要もある。

いろいろなリスクを考え、安心を求めたいならばVOAはオススメしない。事前にビザ申請すると、安心して入国することができるからだ。

<ざっくりこんな感じ>
日本人は基本的にビザ無しでもインドに向かえる
インド到着時に「VOA」(Visa on Arrival)を申請
VOA代金はクレジットカードで支払えた
VOAの申請が拒否されることもある
VOA拒否されるとインド入国できない
ベストな入国方法は「事前に普通にビザ申請」
VOAのルールとリスクをしっかり把握するべき

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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