最新AIボイスレコーダー「Plaud Note Pro」発表!AMOLEDディスプレイ搭載や録音機能の強化など正統進化を遂げて価格差は約3,000円

最新AIボイスレコーダー「Plaud Note Pro」発表!AMOLEDディスプレイ搭載や録音機能の強化など正統進化を遂げて価格差は約3,000円


Matomo

PLAUD株式会社は、2025年10月8日(水)に「Plaud新製品体験発表会」を開催。
世界累計100万ユーザーを突破したPlaudシリーズの最新フラッグシップモデル「Plaud Note Pro」が日本国内向けにお披露目されました。

「Plaud新製品体験発表会」が開催

Nathan Xu氏Nathan Xu氏 – Saiga NAK

はじめにPLAUD Inc.CEO兼PLAUD株式会社代表取締役のNathan Xu(ネイサン シュー)氏が登壇。
Plaudは「人を置き換えるAIではなく、人を支えるAIを作る」という理念のもと、AI技術を通して人の知性を広げることを目指しており、「会話は知性の形であり、そこからアイデアが生まれ、知識が共有され、意思決定が行われる」と語りました。

常にAIボイスレコーダーの最先端を走っているPlaud製品常にAIボイスレコーダーの最先端を走っているPlaud製品 – Saiga NAK

しかし、人間は日々の会話の80〜90%の内容を忘れてしまうと言われています。
Plaudはこの“失われる知”を補うために「耳・目・手・脳」を補完するセンサー技術とAIを組み合わせ、知識を正確に記録・抽出・活用できる環境を提供してきました。

170以上の国と地域に100万台以上出荷170以上の国と地域に100万台以上出荷 – Saiga NAK

2023年に登場した世界初のAIボイスレコーダー「Plaud Note」は、会議や取材、医療の現場など幅広い分野で活躍しており、日本でも2024年に発売。
現在では全世界で100万台以上が出荷されており、日本はアメリカに次ぐ第2の市場に成長し、世界各国で数々の賞を受賞しています。

著名人も愛用著名人も愛用 – Saiga NAK

Plaudは「日本の丁寧さや信頼を重視する文化と非常に相性が良い」とし、今後も日本市場を重視していく方針を示しました。

最新フラッグシップモデル「Plaud Note Pro」発表!

Waton Zhang氏Waton Zhang氏 – Saiga NAK

続いてPLAUD株式会社General ManagerのWaton Zhang(ワトソン ザン)氏が登壇し、最新フラッグシップモデル「Plaud Note Pro」を発表!
高級感あるデュアルゾーン仕上げのアルミデザインとなっており、金属特有の心地よい手触りと、手にしたときの軽やかな感覚を両立しています。

本当に、薄い本当に、薄い – Saiga NAK

厚さは2.99mm、重量は30gで「Plaud Note」の特徴でもあるクレジットカード並みのコンパクトさを受け継いでいます。

ディスプレイ搭載でバッテリー残量もわかりやすくディスプレイ搭載でバッテリー残量もわかりやすく – Saiga NAK

新たにバッテリー残量などを表示できる0.96インチのディスプレイを搭載。
最大600nitの輝度とCorning Gorilla Glassによって屋外でも鮮明に表示でき、耐久性も確保しています。

4つの高性能マイクを搭載し、最大5メートル離れた位置の音声も明瞭に収録可能。
AIによる指向集音技術によって話者の声を自動検知し、周囲の雑音を抑えながら最適な音質で録音。
会議室やカフェなどの環境でも、クリアな録音が行えます。

Plaud Note Pro(左)とPlaud Note(右)Plaud Note Pro(左)とPlaud Note(右) – Saiga NAK

スマートデュアルモードによって対面での会話か電話会議かを自動的に判別し、状況に応じて録音モードを切り替え可能。
新たに搭載された「音声共感モード」では、広い会議室でも複数人の声をしっかり収音。
「長時間駆動モード」では最大50時間の連続録音に対応し、バッテリー切れの心配なく1日中使えます。

鈴木直幸氏鈴木直幸氏 – Saiga NAK

PLAUD株式会社 Sales Directorの鈴木直幸氏からはアップグレードされた「Plaudアプリ 3.0」が紹介。

Plaud App 3.0Plaud App 3.0 – Saiga NAK

「Plaud App 3.0」では、記録から要約、活用までをサポートするクラウドインテリジェンスがさらに進化。
これまでの音声入力に加え、撮影したホワイトボードなどを取り込める「画像入力」やアプリ上で思いついたアイデアを入力できる「テキスト入力」、重要な瞬間をワンタッチで記録する「ハイライト記録」が新たに搭載されました。
音声・画像・テキストを組み合わせたマルチモーダル入力によって、多角的に情報を記録できます。

多次元要約に対応多次元要約に対応 – Saiga NAK

従来の一方向的な要約に加え、複数の視点からまとめられる「多次元要約」に対応。
ユーザーが自身の職種や用途に合わせて使えるよう、3,000種類以上のテンプレートが用意されており、ユーザー同士でテンプレートを共有できる「コミュニティ機能」も搭載されています。

Ask Plaudは将来的に無料プランでも使えるようにAsk Plaudは将来的に無料プランでも使えるように – Saiga NAK

要約内容について質問すると追加情報を得られる「Ask Plaud」も強化され、具体的な結論や要点を得られるほか、回答内容をノートとして保存可能です。

2色展開で10月14日発売2色展開で10月14日発売 – Saiga NAK

「Plaud Note Pro」はシルバーとブラックの2色展開で、価格は30,800円(税込)
発売日は2025年10月14日(火)で、Plaud公式サイトのほか、Amazon.co.jp、楽天市場、各家電量販店などでも販売されます。

製品概要 :

名称 :
Plaud Note Pro
Plaud Note

価格 :
30,800円(税込)
27,500円(税込)

サイズ :
85.6mm×54.1mm×2.99mm

重さ :
30g

ディスプレイ :
AMOLEDディスプレイ
無し

マイク構成 :
4MEMS / 1VCS
2MEMS / 1VCS

最適録音範囲 :
5m
3m

録音モード :
スマートデュアルモード(通話録音と対面録音の自動切り替え)
デュアルモード(通話録音と対面録音の手動切り替え)

Wi-Fi :
2.4GHz & 5Ghz、最大2.2MB/s
2.4GHz、最大1.2MB/s

Bluetooth :
Bluetooth V5.4
Bluetooth V5.2

充電中クラウド転送 :
対応
非対応

バッテリー容量 :
500mAh
400mAh

連続録音時間 :
最大50時間
最大30時間

ストレージ :
64GB

アクセサリー :
MagSafe対応ケース

Plaud App 3.0 – Saiga NAK

新しいPlaud App 3.0は2025年10月9日(木)にリリース予定。

さらにPlaudは同時期に開催される「CEATEC 2025」への出展も決定しており、来場者は新製品や最新アプリを実際に体験できます。

サブスクリプションプラン – Saiga NAK

「Plaud Intelligence」は無料プランと有料プランが用意されています。
無料のスタータープランは300分/月まで文字起こしが可能なほか、将来的にはAsk Plaudも利用可能になる予定とのことです。
有料のProプランは1,200分/月、Unlimitedプランは無制限で文字起こしができます。

CEOらに質問「Pro一択では?」「他社製品との差別化は?」

Nathan Xu氏 – Saiga NAK

― 「Plaud Note Pro」は「Plaud Note」には価格差が3,000円程度しかないため、多くの人がProを選ぶのではないか

「Plaud Note Pro」と「Plaud Note」は異なる選択肢であり、Proが既存製品を置き換えるわけではありません
Proはハードウェアスペック(長距離集音、スクリーン搭載、対面/通話の自動検知)が高度化されており、ユーザーは、バッテリー残量やステータスを確認できるスクリーンを好むか、スクリーンなしのシンプルさを好むかで選ぶことができます。
価格差を小さく設定したのは、製品を手頃な価格にし、市場への浸透を早めるためです。
既存のPlaud Noteも引き続き優れた製品であり、両モデルで互換性のあるクラウドインテリジェンスプラットフォームのアップデートによって、Plaud Noteユーザーも最新のAI機能を利用できるため、両製品に価値があると確信しています。

Waton Zhang氏 – Saiga NAK

― 2025年4月のメディアカンファレンスから半年が経過したが、ビジネス全体の成長や法人事業の状況は?

日本市場は急成長を続けており、2025年度は昨年度比で4倍の成長を見込んでいます。
2026年も2倍の成長を期待しており、日本は最重要市場の1つと位置づけ、人材への投資も強化している段階です。
一方で、法人事業の計画は遅延しています。
当初、消費者向けとは完全に分離した技術基盤で法人向けソリューションを構築する方針でしたが、ユーザー体験の観点から技術スタックの方向性を転換しました。
現在は新しいソリューションを開発中であり、2026年初頭のリリースを目指しています。
ただし、これは新しい別ソリューションの話であり、既存の製品仕様でも既に日本大手企業に数千台規模で導入されている実績があります。

鈴木直幸氏 – Saiga NAK

― 他社のノート型AIボイスレコーダーと比べて「Plaud Note」および「Plaud Note Pro」はどのような優位性があり、差別化しているのか

Plaudは市場で最初にAIボイスレコーダーを投入しました。
最新の「Plaud Note Pro」は、ユーザーが手動で録音モードを切り替える必要がなく、デバイスがアルゴリズムを用いて録音ソース(空間からの音声か、スマホの振動からくる音声か)を自動で検出し、最適なモードで録音するアダプティブな録音機能を実現します。
競合他社が手動切り替え機能をようやく導入し始めた段階であり、技術的に大きく先行していると自信を持っています。

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