レオナルド・ディカプリオ、ポール・マッカートニーとのオアシス公演観覧を“信じられない体験”と回想

　世界でもごく限られた人しか足を運べないオアシスの待望の再結成ツアー。ましてや、そのライブをポール・マッカートニーの隣で観たと言える人となると、さらに数は限られる。その一人が、レオナルド・ディカプリオだ。

　英NMEが現地時間2025年9月26日に公開したインタビューで、俳優のレオナルド・ディカプリオが今月初めに米カリフォルニア州のローズボウルで行われたリアム＆ノエル・ギャラガー兄弟のステージを絶賛した。かつて確執のあったこの兄弟は7月から世界ツアーを続けており、同じ舞台に立つのは16年ぶりとなる。

　ディカプリオは、「本当に素晴らしかったです。彼らが再び一緒にステージに立つ姿を見られたのは信じられない体験でした」とコメントし、「ポール・マッカートニーも会場にいたんですが、（バンドが）たしかザ・ビートルズの曲を演奏したと思います。僕はちょうどポールの隣のセクションにいたんですが、観客がみんな振り返ってポールに拍手を送ったんです。それも最高でした。とても粋な敬意の示し方でした。本当に特別な夜でした」と振り返った。

　オアシスはツアー中、『ヒーザン・ケミストリー』収録の「Little by Little」のアウトロに、ザ・ビートルズの「Octopus’s Garden」の一節を取り入れるパフォーマンスを続けている。現地時間9月6日に米カリフォルニア州パサデナで行われた公演を観覧したポール・マッカートニーは、終演後にパパラッチに対し“最高だったよ”とコメントした。

　ディカプリオは自身の感想として、「素晴らしいツアーでした。[中略] みんな本当に興奮しています」と語った。彼はまた、オアシスを取り巻く熱気を、同じインタビューの前の部分で、その“音楽界への貢献”を称賛していたレディオヘッドのそれと比較し、「本当に、レディオヘッドの場合と同じようなことです。みんなその瞬間に立ち会うために最善を尽くすと思うんです」と述べた。

　現地時間2025年7月4日に欧州公演からスタートしたオアシスの【Live ’25ツアー】は、残りあと数か月となった。8月から9月にかけて北米公演が開催され、9月27日と28日に英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで公演が行われた。その後、アジア、オーストラリア、ラテン・アメリカを巡る短期日程でツアーは閉幕する予定だ。

関連記事リンク（外部サイト）

ポール・マッカートニー、オアシスLA公演に“最高だった”と反応　客席からスマホで撮影する姿も
オアシス、『モーニング・グローリー』30周年記念DX版より「Morning Glory（Unplugged）」先行配信
オアシス、30周年を迎えたシングル「モーニング・グローリー」 の日本語字幕付きMV公開