【グローバル・シチズン・フェスティバル2025】カーディ・B、カリスマ性&ユーモアを兼ね備えた圧巻ステージ披露
現地時間2025年9月27日の夜、カーディ・Bが【グローバル・シチズン・フェスティバル2025】のステージに登場し、アティチュードとスペクタクルが完璧に融合した圧巻のパフォーマンスを披露した。
妊娠中にもかかわらず、米ブロンクス出身ドミニカ系ラッパーのカーディは揺るぎないスター性を示し、大胆なバース、新曲、そして否応なしのカリスマ性に満ちたセットをやり遂げた。リリースされたばかりの最新アルバム『アム・アイ・ザ・ドラマ?(ErrTime Edition)』からの楽曲「Outside」でセットをスタートした彼女。ブラウンとフォレストグリーンのレザー製バイカー・クロップトップに、ゆったりしたブルージーンズ、赤みがかった髪を合わせ、妊娠中であることを堂々と見せつけながらステージを完全に支配した。背後ではダンサーたちがエネルギッシュな振り付けでさらにパフォーマンスを盛り上げた。
しかし数分も経たないうちに、熱気に包まれたパフォーマンスで汗ばんできたカーディは、最初の曲を終えたあと、「ステージの上、マジで暑い……欲しい?」と自身のジャケットを観客に投げ込む余裕を見せた。
続いて、同アルバム収録の「ErrTime」から自信に満ちたバースをラップ。ユーモアとスタイルを兼ね備えた存在感で観客を圧倒し、会場のエネルギーは一層高まった。「最初からカーディ・Bのファンでいてくれたのは!?」と叫んだあと、2017年のブレイクスルー・ヒット「Bodak Yellow」を披露。観客全員が「I make money moves!」と絶叫し、彼女がほぼ10年前にラップ界を揺るがした瞬間を思い起こさせた。
ラストを飾ったのは2018年の大ヒット曲「I Like It」。オリジナルには、バッド・バニーとJ.バルヴィンが参加しているこの曲は、爆発的な盛り上がりと中毒性のあるビートで観客を熱狂の渦に巻き込み、カーディらしいスタイルでショーを締めくくった。
短いながらも濃密な15分間のセットは、午後8時50分に終了。だが、そのインパクトは強烈で、4人目の子どもを妊娠中でありながらも彼女が止まることのない存在であることを証明した。ユーモア、パワー、そして華やかなカリスマ性を兼ね備えたカーディ・Bは、変わらずステージで輝き続けている。
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