Ankerの新作イヤホン「Soundcore V40i」。オープンイヤー型のネガティブイメージを見事に覆してくれました

イヤホンを選ぶとき、つい音の良さやノイズキャンセリング性能に目が行きがち。

でも実際に毎日使ってみると、それ以上に大事なのは「ストレスなく身につけられること」だったりします。

仕事をしながら音楽を流す。散歩しながらポッドキャストを聴く。そんな使い方にピッタリなのが、Ankerから新しく発売された「Soundcore V40i」。

オープンイヤー型だからと侮るなかれ

Anker 「Soundcore V40i」 9,990円(税込)

Ankerの「Soundcore V40i」は、耳をふさがないオープンイヤー型のイヤホン。

従来のワイヤレスイヤホンといえば、カナル型やインイヤー型が主流でした。オープンイヤー型よりも没入感は感じやすいけれど、そのぶん「ちょっとした不便さ」が付きまとうことも。

たとえば耳がふさがって周囲の音が聞こえづらいとか、長時間装着すると蒸れてきたり、耳穴が痛くなったりとか……。

とはいえ、オープンイヤー型も音質面に不満を感じることがあり、不満を感じることもありました。

しかし「Soundcore V40i」は、そんなネガティブなイメージを見事覆してくれました。

搭載されている大型のドライバーの恩恵か、オープンイヤー型とは思えないクリアで立体感のあるサウンドを実現。高音から低音までバランスのいい音質で、耳障りになるような偏りもなし。

さらに専用アプリ「Soundcore」を使えば、音質を自分好みに細かく調整可能。プリセットのイコライザーを選ぶだけで、ポップスやジャズ、クラシックなどジャンルに合わせた最適なバランスに切り替えられるんです。

これまでもオープンイヤー型は何種類か使ったことがあるけど、とにかく比較にならないくらい音質の良さには驚きのひと言。オープンイヤー型でもここまで再現できるのかと感心したくらいです。

カバーレスでストレスゼロ

「Soundcore V40i」はカバーレスというデザインが大きな特徴になっています。

いわゆるケースを開けるというステップが不要になったことで、装着がかなりスムーズ。イヤホン収納時はマグネットでしっかりホールドしてくれるから、落下の不安もありません。

近未来的なスケルトン基調のケースは、昔遊んだヨーヨーみたいなデザインで、僕の年代の人なら愛着が湧くかも……(笑)。もちろん手で持ちやすいデザインでもあります。

本体を1周するような形で配置されたランプは充電時や、イヤホン収納時に点滅します。

白く光るので、スケルトンのデザインとよくマッチしてスタイリッシュですね。

キズが気になっちゃうかも

カバーレスのケースは便利であるものの、キレイに使いたい人にはキズが気になってしまうかも。

ケースは立てて置けるようになっているんですが、なぜか充電ポート(USB Type-C)はケースの底にあるんですね。お気づきかもしれませんが、充電中はケースを寝かさないと充電できません。

なので、充電する時は柔らかい布の上に置くなど場所に気を遣います。また、持ち運びする時も同様。

そこで保護カバーはないかと探してみたらAmazonにありました。しかも700円ちょっと。

僕はカバーレスの優位性は損なわないように、イヤホン部はカバーされていないたいタイプを選びましたが、保護してくれるタイプもあります。

しかも、カラビナ付きでぶら下げて持ち運べるようになるから、保護ケースはマストアイテムにしても良いかもしれません。

存在感ないのに高いフィット感

僕はジムでのトレーニングやジョギングの時は、周囲の音をキャッチできるようにあえてオープンイヤー型を使っています。これまではイヤーカフタイプや一体型を使ってみたりしたんですが、圧迫感や常に耳に何か付いてる感じがどうも馴染めなかったんですよね。

V40iを最初に装着してみて驚いたのは、その存在感のなさ。装着していることを忘れるほど軽く、圧迫感はほとんどありません。

かといってフィット感が弱いわけではなく、ジョギングやトレーニングといったアクティブなシーンでも安心して使えるほど安定しています。

ラバーで覆われたフックは耳あたりが優しく、4段階に角度調整が可能。この調整機能だけで、耳へのフィット感が大きく変わります。

また、オープンイヤー型は耳の奥に押し込む感覚がないので、長時間つけっぱなしでも疲れにくいというのもメリット。

しかも通気性が良く、汗をかいても蒸れにくいから汗をかくようなシーンでの使用にもピッタリ。ちなみに防塵・防水規格はIP55(イヤホン本体のみ)だから、雨や汗程度なら問題なし。

弱点はあるけれど

「Soundcore V40i」は、すべてのシーンに万能というわけではありません。やはりオープンイヤー型ゆえの弱点はあります。

遮音性が低いため、周囲の音が大きい場所ではどうしても音がかき消されがちです。地下鉄や飛行機の中で映画を楽しもうとすると、音量を上げても没入感はカナル型やノイズキャンセリング搭載モデルには敵いません。音漏れもしやすいので、静かな図書館やオフィスでは周りに配慮が必要です。

ただ、これはV40iが「耳をふさがない快適さ」を優先しているから。むしろそれを理解して使えば、このイヤホンはとても魅力的な1台かなと。

僕自身も、遮音性を犠牲にしてでも得られる軽やかさのほうがずっと魅力的に感じています。

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