日本高血圧学会「10 のファクト」発表 まず血圧計 買っていつもどこでも測定! 血圧朝活130未満に 厚生労働省 9月 健康増進普及月間「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠」

おうちやサウナ・銭湯などに体重計・体組成計があるように、おうちに血圧計もひとつはあるべき!

さらに! 旅行先や出張先でも、腕に巻くカフ型の血圧計は持ち歩くべき!

―――厚生労働省 丹藤昌治 健康・生活衛生局健康課長、吉田真次 厚生労働大臣政務官、なかやまきんに君、高血圧管理・治療ガイドライン 2025 大屋祐輔 作成委員長、日本高血圧学会 苅尾七臣 理事長、日本高血圧協会 樂木宏実 理事長らが登壇した健康増進普及月間 記念イベントで、そう痛感した。

いや、痛感するだけじゃダメ! ガチでマジで自分の血圧を意識する習慣化、いますぐ! 明日からではなくきょうから!

そう気づかせてくれた衝撃事実が↓↓↓

日本高血圧学会「高血圧の 10 のファクト~国民の皆さんへ~」

日本高血圧学会が、6年ぶりに改訂した「高血圧治療・管理ガイドライン2025」の国民向け版『高血圧の10 のファクト~国民の皆さんへ~』に、日本人が知らない衝撃事実が―――。

「体重と同じぐらい、自分の血圧を意識して、軽やかに健やかに生きる」

そんな想いにかられる事実が 10 もあるから、ここでチェックしていこう↓↓↓

ファクト1:高血圧は,将来の脳卒中・心臓病・腎臓病・認知症の発症リスクを高める病気です

ファクト1:高血圧は、将来の脳卒中・心臓病・腎臓病・認知症の発症リスクを高める病気です

ファクト2:日本では1年間に17万人が高血圧が原因となる病気で死亡しています

ファクト2:日本では1年間に17万人が高血圧が原因となる病気で死亡しています

ファクト3:日本の血圧コントロール状況は主要経済国の中で最下位レベルです

ファクト3:日本の血圧コントロール状況は主要経済国の中で最下位レベルです

ファクト4:上の血圧(収縮期血圧)を10mmHg下げると脳卒中・心臓病が約2割減少します

ファクト4:上の血圧(収縮期血圧)を10mmHg下げると脳卒中・心臓病が約2割減少します

日本の高血圧管理状況は、主要経済国の中では不良

ファクト5:高血圧の人では,年齢に関わらず,上の血圧を130 mmHg未満,下の血圧を80mmHg未満まで下げると,それ以上の血圧に比べて,脳卒中や心臓病が少なくなります

ファクト5:高血圧の人では,年齢に関わらず,上の血圧を130 mmHg未満,下の血圧を80mmHg未満まで下げると,それ以上の血圧に比べて,脳卒中や心臓病が少なくなります

年齢や病名によらず、個人の特性や状況に配慮して降圧スピードや降圧レベルなどを調整することとしています。

ファクト6: 生活習慣の改善(減塩,運動,肥満の是正,節酒など)で血圧は下がります

ファクト6: 生活習慣の改善(減塩,運動,肥満の是正,節酒など)で血圧は下がります

ファクト7:日本人の食塩摂取量は1 日10 gと世界の中でも高く,高血圧の人は1日6g未満にすることがすすめられています

ファクト7:日本人の食塩摂取量は1 日10 gと世界の中でも高く,高血圧の人は1日6g未満にすることがすすめられています

ファクト8:目標の血圧レベルに達するために,多くの高血圧患者では血圧を下げる薬が2種類以上必要です

ファクト8:目標の血圧レベルに達するために,多くの高血圧患者では血圧を下げる薬が2種類以上必要です

ファクト9:血圧を下げる薬は,安価・安全で効果があり,副作用よりも血圧を下げる利益の方が大きいことがほとんどです

◆ 現在、降圧薬は常用量で1錠あたり40円~100円がほとんどです。新しい薬物では1錠あたり130円~180円となります。

◆ 降圧薬の副作用は、薬の種類や個人差によって異なりますが、平均5%程度とされます(薬の適正使用協議会データベース2015年)。一般的に頻度の高いものとしては、めまい、立ちくらみ、むくみ、咳、便秘、ほてりなどです。

◆ 降圧薬1剤あたりの血圧低下量は5mmHgから15mmHg程度です。これにより脳卒中や心臓病を10%から30%減らします。

ファクト9:血圧を下げる薬は,安価・安全で効果があり,副作用よりも血圧を下げる利益の方が大きいことがほとんどです

ファクト9:血圧を下げる薬は,安価・安全で効果があり,副作用よりも血圧を下げる利益の方が大きいことがほとんどです

システマティックレビューは、特定の医療行為の益(効果)と害(副作用やリスク)を総合的に評価し、推奨を決定する際に用いられる手法です。

ファクト10:日本は家庭血圧計が普及しており,家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます

ファクト10:日本は家庭血圧計が普及しており,家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます

2000年頃にオムロンヘルスケアの白崎氏らのグループが、その時点ですでに家庭血圧計が国内で 3500万台以上販売されているとの公開情報を出しています (Blood Press Monit 2001; 303-)。

ファクト10:日本は家庭血圧計が普及しており,家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます

ファクト10:日本は家庭血圧計が普及しており,家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます

―――以上が、日本高血圧学会「高血圧の 10 のファクト~国民の皆さんへ~」。

こうした血圧に関する最新情報をおさえつつ、すぐに実行したいのが、「血圧朝活」だ!

早朝高血圧徹底制圧宣言 朝の血圧を130mmHg未満に

日本高血圧学会は、2025年4月3日に「早朝高血圧徹底制圧宣言」を発表し、「朝の血圧130mmHg以上は危険」というメッセージを発信。

これまでの研究から、多くの高血圧の人が朝の血圧を 130mmHg 未満に保つことで、将来の脳梗塞や心筋梗塞、腎臓の病気などの予防につながることがわかってきている。

そこで日本高血圧学会では、「朝の血圧130mmHg未満を目指そう」という目標を、より多くの人に知ってもらうためのロゴマークを作成。

このロゴは、家庭はもちろん、職場や薬局、公共の施設など、どこでも使える。

毎日の血圧測定を通して、自身の健康に目を向けるきっかけに↓↓↓

いますぐ血圧計を買って、毎日測ろう!

血圧を測ろう♪

自分の血圧を知っておこう♪

130未満が大事だよ♪

血圧を測ればあなたもハッピー気分!

最高血圧130超えたら行動しよう!

9月は健康増進普及月間

そして、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など、個人の生活習慣の改善の重要性について、いまいちど知り、実行し、健康にむけて一歩前進しよう!

厚生労働省は、毎年9月1日から30日までの1か月間を健康増進普及月間に。

国民みんなで唱える・実行すべきは、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠」。

1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠

食生活改善普及運動と連携し、いろいろイベントなども全国で展開していくというから、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠」へと動き出そう!

各地の健康アクションを検索できる特設サイトへ

厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクトは、この 健康増進普及月間 にあわせて、全国の自治体や関係団体が実施する約8000件の健康づくりの取り組みを紹介中。

さらに、健康増進普及月間 SNSキャンペーン も実施中↓↓↓

9月1〜30日の健康増進普及月間中に、開催される地域の取り組みに参加して、健康づくりのようすを写真撮影し、「#みんなで健康寿命をのばそう!」をつけて Instagram や X に投稿すると、なかやまきんに君 直筆サイン入りTシャツや、オリジナルタオルなどが当たるから、気になる人はトライしてみて↓↓↓
https://kennet.mhlw.go.jp/slp/event/health_promotion2025/index

健康日本21(第三次)を推進

厚生労働省 丹藤昌治 健康・生活衛生局健康課長

「わが国は急速に高齢化が進み、2070年には高齢化率が 約39%に達すると推計されています。

いっぽうで健康寿命は延びつつあるものの、疾病構造は感染症から生活習慣病中心へと移行し、運動不足や野菜摂取量の減少、睡眠不足など生活習慣に課題が残されています。

こうした状況を受け、厚生労働省は「健康日本21(第三次)」を推進し、社会全体で行動変容を促す取り組みを進めています。

とくにスマ ート・ライフ・プロジェクトや9月の「健康増進普及月間」では、全 国約8,000件のイベント展開や特設サイトの公開、リーフレット配 布、さらに「健康寿命をのばそうアワード」による優良事例の発信を通じ、国民一人ひとりの健康づくりを後押ししています」

厚生労働省 丹藤昌治 健康・生活衛生局健康課長、吉田真次 厚生労働大臣政務官、なかやまきんに君、高血圧管理・治療ガイドライン 2025 大屋祐輔 作成委員長、日本高血圧学会 苅尾七臣 理事長、日本高血圧協会 樂木宏実 理事長

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