人気漫画家がファンに切実なお願い / 小田原ドラゴン先生「感想は引用リポストで言って欲しい」「零細漫画家は消えてしまう」

人気漫画「チェリーナイツ」「今夜は車内でおやすみなさい。」などで知られる漫画家の小田原ドラゴン先生。彼は現在、インターネット上で「堀田エボリューション」(集英社)を連載し、多くのファンを楽しませている。
小田原ドラゴン先生「感想は引用リポストで言って欲しい」
そんな小田原ドラゴン先生が、ファンに対して切実なお願いをしている。漫画を読んだ感想をネットに書く場合「感想は引用リポストで言って欲しい」とのこと。そうでないと「僕みたいな零細漫画家は消えてしまう」というのだ。
漫画を読んで満足する読者がほとんどだと思われるが、確かに、インターネット上で話題になり、拡散し、広く知られるためには、公式Xアカウントや漫画サイトを引用しての投稿は、漫画家を応援することになるかもしれない。
紙のコミックスを実現するならネット上での人気度の高さは必要不可欠
ネットで話題になるかどうかは、コミックスにも影響しそうだ。小田原ドラゴン先生が連載している「堀田エボリューション」は、デジタル版のコミックスが発売される予定だ。
しかし、書籍化の予定はまだない。もし紙のコミックスを出す場合、インターネット上での人気度の高さは必要不可欠かもしれない。
<小田原ドラゴン先生のXコメント>
「あまりこういう事は言ってこなかったんですけど、作品の感想言ってもらえるのは嬉しいんですけどできれば感想は引用リポストで言って欲しいんですよね。多くの人に見てもらえるように。閲覧数が増えないと僕みたいな零細漫画家は消えてしまうんですよね。実際の話」
あまりこういう事は言ってこなかったんですけど、作品の感想言ってもらえるのは嬉しいんですけどできれば感想は引用リポストで言って欲しいんですよね。多くの人に見てもらえるように。閲覧数が増えないと僕みたいな零細漫画家は消えてしまうんですよね。実際の話。— 小田原ドラゴン (@odawaradoragon) February 22, 2025
【ご協力お願いします‼️】 https://t.co/rMOsTVelOW— 堀田エボリューション公式 (@hotta_evo) August 22, 2025
【コミック発売のお知らせ】小田原ドラゴン先生の連載コラムで発表されましたが『堀田エボリューション』第1巻、今年10月に【デジタルコミック限定】で発売予定紙で出ないのは、担当編集である私の不甲斐なさゆえ!でも、作品へ情熱は負けません。皆さま、堀田への愛ある応援お願いします♂️— 黒羽幸宏 (@wpb_hotta_evo) August 9, 2025
堀田エボリューション拡散のお願い⭐︎以前、小田原ドラゴン先生からも引用リポストのお願いをしていただきましたが、全然足りていません…堀田は、みなさんのご協力・応援なしでは続けられません。作品の拡散が命です。ぜひ、引用・リポスト・感想投稿など、できる形で応援をお願いします‼️— 黒羽幸宏 (@wpb_hotta_evo) August 9, 2025
『堀田エボリューション』の連載を続けるにはみなさんの応援が不可欠です!感想・コメント・拡散…どれも本当に力になります。小田原ドラゴン先生、フルスイングで描いてます。この作品に「面白い!」の声と愛を届けてください。ご協力よろしくお願いします!#堀田エボリューション #拡散希望— 黒羽幸宏 (@wpb_hotta_evo) August 10, 2025
紙の本を出すには、ふたつのハードルがあります。① これまで集英社から出ている『ホスト一番星』『桜田ファミリア』をもっと多くの方に届けること。② 『堀田エボリューション』をさらに多くの方に読んでいただく。どちらも、皆さまの応援が力になります。ご協力、お願いします! https://t.co/xSq1uyKzSX— 黒羽幸宏 (@wpb_hotta_evo) August 9, 2025
社内の偉い人を納得させる数字が必要か
「堀田エボリューション」の担当編集者・黒羽幸宏さんによると、紙のコミックスを出すには、「堀田エボリューション」が読まれることはもちろんのこと、小田原ドラゴン先生が過去に描いた漫画「ホスト一番星」「桜田ファミリア」を読む人も増えることが重要だという。紙のコミックスを出すにあたり、社内の偉い人を納得させる数字が必要なのかもしれない。
引用付き感想コメントの希少性・重要性は高い
読んで楽しかったと満足している人は多くても、それをインターネットに書き込む人は少ないと思われる。「先生や漫画の公式Xアカウントを引用して感想を書き込む人」はもっと少ないと思われる。だからこそ、ひとりひとりの引用付き感想コメントの希少性・重要性は高いはず。
ちなみに、筆者オススメの漫画は「今夜は車内でおやすみなさい。」だ。小田原ドラゴン先生が車中泊をしながら旅し、さまざまな人たちと出会う物語だ。車中泊のリアルがそこにある。
担当編集者よりご案内申し上げます。小田原ドラゴン先生も言及されていますが、作品の「引用リポスト」「リポスト」「いいね」は、最も直接的かつ力強い応援です。読者の皆様による反応は、作品の広がりを左右する大きな要素となります。皆様のご支持が、次なる展開を生み出す原動力です。— 黒羽幸宏 (@wpb_hotta_evo) August 23, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)

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