朝起きたら古いスマホのバッテリーがパンパンに膨れていて、Geminiとドコモショップに助けを求めた話
各地で猛暑日が続いた8月上旬。急用で2日ほど家を空けました。出かける際には窓の施錠をして、電気代がもったいないのでエアコンの電源はOFFに。
部屋に置いている室温度センサーつきスマートハブは室温36.8℃を表示しており、一瞬「PCとか大丈夫かな…?」と心配になりましたが、急いでいたのでそのまま家を出ました。
用事を済ませ、部屋に帰宅したのは2日後の深夜。そのままベッドに倒れ込み、翌朝起きてみると……。
古いスマホのバッテリーがパンパンに
本当にビックリしました。
家を空ける前、たまたまデスクに置いておいた古いスマホ(約4年前に購入したモノ)のバッテリーがパンパンに膨れ上がっていたのです(古い写真データを抽出しようと思って置きっぱなしに)。数日前には平べったい姿だったのに……。
頭をよぎったのは、ここ最近相次いでいた「モバイルバッテリーが突然出火した」というニュース。電車や飛行機内で発火した様子を映したショート動画が脳内で再生されました。「わ、我が家が危ない……!」とにわかにアタフタ。
教えてGemini!
慌てた自分が頼ったのは手持ちのスマホに入っているGeminiでした。「古いスマホバッテリーが膨れているんだけどどうしたらいい?」と聞いてみると、バッテリーが膨れた理由のほか、いくつかの対処案を出してくれました。
回答のなかで目に入ったのが、「修理店やキャリアショップに相談する」という項目。家電量販店でスマホを購入するようなっていた自分は、キャリアショップの存在をすっかり忘れていたのです。
実際に助けてくれたのは、ドコモショップでした
駅前にドコモショップがあることを思い出し、その店で買ったわけじゃないスマホを回収してもらえるのかの確認もしないまま直行しました。本来は予約をしたうえで行くのがベストなはずですが、そこまでは頭がまわりませんでしたね……。
膨れたバッテリーに衝撃を加えぬよう、ハンカチに包んだスマホを手にそ~っと歩く男の姿。周囲の人々には奇妙に映ったことでしょう。
ドキドキしながら歩いたのを覚えています
店舗に入り、迎えてくれた店員の方に「古いスマホのバッテリーが膨れておりまして…!」と訴えると、「これは危ないですね、こちらで回収しますのでお待ちください」と、すぐにスマホを預かってくれました。
待つこと数分で担当スタッフの方が来てくれて、回収についての確認事項の説明が。
・この状態で電源を入れるのは危険なので、この機種の内部データの抽出や移行などはできません
・他店で購入したスマホでも回収費用はかからないので、古いスマホがほかにも自宅にあればお持ち込みください
今にも爆発しそうに思えたバッテリーごと無事に回収してもらえて、本当に安心しました。ありがとうドコモショップ……!
原因は何だったのか?
あんな状態でも丁寧にSDカードを回収してくれました。
帰り際、スマホのバッテリーが膨れてしまった理由についてスタッフの方に聞いてみたところ、「スマホなどに使われているリチウムイオンバッテリーが膨らむ(劣化する)理由にはいくつか原因が考えられるため、明確なお答えは難しい」と前置きしたうえで、
高温下で箱から出したまま放置していたのも要因のひとつかもしれません。電源を入れる機会のないスマホはそのままにせず、専門店に回収を依頼するなどで早めに処分してもらうのが安全だと思います
とのことでした。
思い入れやコレクター的な考えで、古いスマホを手元で補完している人って結構多いんじゃないでしょうか。気温が年々高まり続ける日本の夏においては、それがリスクにつながる可能性があるのかもしれません。
夏休み真っ只中の人も多いこのタイミング、防犯や火の元の確認だけでなく、使わないモバイルバッテリー類やスマホなどが高温に晒されていないかもチェックするのをオススメします。もし可能なら、安全な方法で処分しておくとより安心。
人にもモノにも過酷な環境になってきた日本の猛暑、どうかご安全に!
誤ったごみの分別により火災が発生![東京消防庁]
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