チャンス・ザ・ラッパー、6年ぶりのアルバム『スター・ライン』を発表
チャンス・ザ・ラッパーは、前作『ザ・ビッグ・デイ』から6年の時を経て、ついに来月ニュー・アルバムをリリースすることを発表した。
チャンスは現地時間7月31日に、新作『スター・ライン』が8月15日にストリーミング配信されると告知した。彼はインスタグラムに「スター・ライン @bbreaux ファンのみんなに向けて。注文は公式サイトから」と投稿し、ブランドン・ブローと再びタッグを組んだカバー・アートを公開した。
ブローは、チャンスの過去のミックステープ『10デイ』『アシッド・ラップ』『カラーリング・ブック』のイラストも手がけた人物で、今回のは不気味な屋外の風景を描き、2人のアートコラボの新章を飾っている。
プレス・リリースによると、『スター・ライン』は「過去6年間におけるチャンスの芸術的、精神的、そして身体的なグローバルな旅」をテーマとしており、長年のプロデューサーDexLvLと共に制作された。ガーナやジャマイカ、世界各地のアートフェアを巡る旅を通して形作られた本作は、ヒップホップ、ソウル、実験的なサウンドを融合し、アイデンティティ、レジリエンス、レガシーに対するリリカルな考察を展開しているという。
さらにプレス・リリースは「チャンスが新たな視点を求めて世界中を巡った一方で、このプロジェクトは彼のアートを常に特徴づけてきた、シカゴへの深く揺るぎないつながり、そしてディアスポラ全体への結びつきという世界観にしっかりと根ざしている」と続けている。
アルバムのリリースに先立ち、チャンスは7月初旬にリード・シングル「Tree」を発表した。リル・ウェイン(とスミノがフィーチャリング参加し、インディア・アリーの「Video」を引用したソウルフルなコーラスが話題となった。
ミュージック・ビデオでは、チャンスが自ら監督を務め、彼とスミノ、ウェインの3人が黒人女性が経営する大麻薬局を訪れる様子が描かれている。
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