サブリナ・カーペンター、新作トラックリストをファンと子犬の力を借りて公開中

 サブリナ・カーペンターは、7thスタジオ・アルバム『マンズ・ベスト・フレンド』のリリース直前の数週間に“man’s best friend”(人間の最良の友、つまり犬という意味の慣用句)という概念を文字どおり解釈している。

 現地時間2025年8月29日にアイランド・レコードからリリースされるこのアルバムのプロモーションは、これまでとは一線を画す展開となっている。サブリナはゴールデン・レトリバーのパピーと幸運なファンを起用し、インスタグラム(@teamsabrina)とXの投稿でトラックリストを2曲ずつ順次公開中だ。スター・パワーと犬の可愛らしさが融合した一連の投稿が話題を呼んでいる。
 
 アルバムの発表から約1か月後の7月23日、サブリナはMariahというファンが子犬と一緒に写っているポラロイド風の写真で12曲目の「Goodbye」を紹介し、トラックリストの公開を開始した。@teamsabrinaアカウントはキャプションに、「12曲目は“Goodbye”ですが、Mariahがトラックリスト発表の挨拶(say hello)を手伝ってくれています」と書いている。

 2日後にサブリナは、11曲目のタイトル「House Tour」を共有した。この発表では、Neriahというファンが子犬と写っている同様の写真が投稿され、「Neriahとゴールデン=ホーム・スイート・ホーム(楽しき我が家)。11曲目は“House Tour”」とキャプションが添えられている。両投稿には数十万の“いいね!”が付き、その革新的で温かいアプローチが称賛されている。

 サブリナはその後、Xでもその瞬間を増幅させ、@overdosedontunの興奮した反応(「omggg サブリナから“マンズ・ベスト・フレンド”の11曲目(のタイトル)“House Tour”を明かすように頼まれた!」)をリポストしながら自身のフォロワーに、「11曲目のファンは起立」と呼びかけた。 子犬に目が行きがちだが、彼女はニュー・アルバムのリリースに向けた勢いを維持するためにファンとの遊び心のある交流を重視し、自身のセンスある笑いのタイミングを活かす戦略を継続している。これらの特徴のおかげで彼女は500万人を超えるインスタのフォロワーを獲得しており、自身の音楽の周りに誠実なコミュニティを築き上げてきた。

 その後、10曲目の「Don’t Worry I’ll Make You Worry」、9曲目の「Go Go Juice」、8曲目の「When Did You Get Hot?」、そして7曲目の「Never Getting Laid」が順次公開されており、このカウントダウンは続くとみられる。

 ニュー・アルバム『マンズ・ベスト・フレンド』は、サブリナがブレイクを果たした前作『ショート・アンド・スウィート』に続く作品だ。前作が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で通算4週1位を獲得してから約1年後にリリースされる。6月5日には最新リード・シングル「Manchild」がリリースされ、これまでのところニューALからはこの1曲しか聴くことができない。この楽曲は同ソング・チャート“Hot 100”で1位に初登場し、サブリナにとって2曲目のNo.1ソングとなった。

 『マンズ・ベスト・フレンド』は、ベッドに横たわるサブリナの足元にスーツ姿の人物が描かれた、ジェイコブ・ロチェスターによるシュールなオリジナル・ペインティングをプリントしたピクチャー・ディスクなど、複数のフォーマットで予約注文が可能だ。

◎『マンズ・ベスト・フレンド』トラックリスト(更新中)
Track 7 「Never Getting Laid」
Track 8 「When Did You Get Hot?」
Track 9 「Go Go Juice」
Track 10 「Don’t Worry I’ll Make You Worry」
Track 11 「House Tour」
Track 12 「Goodbye」

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