【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.63「歩みを止めないサイドキックバンド・夕方と猫」

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「歩みを止めないサイドキックバンド・夕方と猫」
6月に初東京ワンマンライブをSOLD OUTさせた大阪のロックバンド・
昨年春辺りからサーキットフェスでの入場規制を連発し、その存在感が増している夕方と猫。11月2日(日)に行われる下北沢の登竜門的サーキットフェス・KNOCKOUT FES2025では、大阪のバンドながらフライヤーの表紙アーティストに選ばれています。10月に行われるSUPER ROCK CITY HIROSHIMA2025DXで広島のサーキットフェスにも初進出、サーキットフェスだけでなく8月にはツタロックDIGへの出演も決定しており、新たなステージへどんどん進んでいます。
ツアータイトル名も彼ららしくていいなと思いました。相棒を意味するサイドキックを言い切るというのは、曲と同じように他のバンドにはないひねくれの角度でロックを感じつつ、サーキットフェスで参加型の企画をしたり、普段の活動からも積極的な発信をするなどして、リスナーに楽しい時間を提供することを常に考えている彼らのポリシーが詰まっているタイトルだと思いました。
そして何より曲です。「日常侵略」「革命ランデブー」「バカになっちゃいな」「キテレツ」といった耳に残るメロディーの引き出しが沢山あり、そりゃ早耳リスナーに噂が回るよなという実力です。サーキットではそういったキャッチーな曲や「Fiction→Nonfiction」のような力強い曲が印象に残りますが、彼らにはもっとダークでディープな曲や切ないバラードもあったりします。ワンマンライブだと、そんな奥深さに触れることもできるでしょう。私は「延命線」という曲が好きです。
先日、ツアー大阪公演をもって、佐野久志(Gt)の卒業が発表されました。昨年からこうして満員のフロアでのライブも増えたバンドですが、始動して数年間は動員も増えず、メンバーの脱退も何度か経験してきた苦労人でもあるため、一筋縄ではいかないバンドライフは続いているなと感じました。それでもバンドはしっかり進んでいくことを約束しました。この夕方と猫の決意を受け取る主人公に、ライブでなりに来てほしいです。
インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09
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