【うちあげ グルメ手帖】第1回「渋谷餃子」に新登場 “わさビーフ餃子” はあの味だった

東京都内のあちらこちらに点在するライブハウス、コンサートホール、クラブ。その近くには、きっと新しいグルメとの出会いもあるはず。

ライブを楽しんだ帰りに、バンドマンの打ち上げに、迷ったときに行ってみてほしいお店をご紹介。

今回ご紹介する『薄皮餃子専門 渋谷餃子』は、渋谷、新宿、恵比寿に店舗を構える餃子専門店。渋谷クラブクアトロ、Zepp Shinjuku、恵比寿リキッドルームなどの近くにあるので、行ったことがある人もいるのではないだろうか。看板通りの薄皮餃子が美味しいお店だが、2025年7月8日(火)より“わさビーフ餃子”が登場するという。提供開始にあたり試食会が行われたので、早速食べに行ってみた。

「わさビーフ」といえば、誰もが食べたことがあるはずのスナック菓子。食べた瞬間にツーンとくるあの感覚を求めて、ついつい手が伸びてしまうチップスだ。今回、『薄皮餃子専門 渋谷餃子』では、「わさビーフ」の製造販売を行う山芳製菓株式会社が監修した「わさビーフ餃子」をはじめとするコラボ料理が2時間飲み放題付きで満喫できる期間限定のコースプランが提供されるとのこと。

「お菓子もひとつのエンターテイメント」だと考えているという山芳製菓。そうした考えのもと、お菓子の世界を飛び越えて誕生した「わさビーフ餃子」（単品580円 税込 ※平日は17時～販売）は、緑色の皮も鮮やかで翡翠餃子のようなビジュアルが目を引く逸品。牛・豚の合い挽き肉を使った餡に特殊なわさびパウダーを練り込んでおり、「わさビーフ」の“あの感じ”を再現しているという（わさビーフのチップスは入っていない）。

餃子自体に味がついているので、タレを付けずにそのまま食べるのがおすすめとのこと。ひと口食べてみると、餡の甘味・旨味が感じられてじつに美味しい。あれ？辛みは？と思った次の瞬間、遅れてツーンと結構強烈な辛みがやってきた。これこれ、この感じ。「わさビーフ」独特の濃厚なビーフの旨味と鮮烈な辛さが口の中に広がった。皮は通常の薄皮餃子とは違い、厚めに作られているそうで、モチモチして食べ応えあり。パクパクと食べ進めていくと、5つの餃子には意外と個体差があって、ひと口目でめちゃくちゃ辛い個体もあった。このあたりはゲーム感覚でポジティブに捉えて食べることにしよう。なんせエンターテイメントを標榜している山芳製菓なのだから。ちなみに、「わさビーフ」そのものは店舗では提供していないため、まず家で「わさビーフ」を食べて味を確認してから来店することをおすすめしたい（公式の見解）。

「わさビーフ餃子つき 料理7品 + 2時間飲み放題コース」の場合、「わさビーフ餃子」の他、「わさビーフポテト」「わさビーフ鶏皮串」「わさビーフえびせん」「わさビーフポテサラ」「わさビーフ塩キャベツ」などの7品と飲み放題で3,480円（税込）とかなりお得に楽しめる。しっとりとした鶏肉が入って食感も良い「わさビーフポテサラ」、えびせん版わさビーフという感じの「わさビーフえびせん」等、わさビーフパウダーがまぶされたコラボ商品は、濃い目の味付けでビール、ハイボールと相性抜群。それぞれ単体でも販売もされている。

期間限定販売とのことで、8月下旬～9月中までを想定しているそうなので、夏真っ盛りのライブ帰りに立ち寄ってわさビーフまみれになってみては。

さらなる詳細及び、渋谷本店、新宿西口店、恵比寿店への予約は食べログまで
※7月8日（火）より予約可能。
https://lit.link/shibuyagyouza

取材・文：岡本貴之

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