創業170年の萩原酒造が、国内とフランスの日本酒コンテストでW受賞を達成!


創業170年の萩原酒造は、日本酒コンテスト「SAKE COMPETITION 2025」と「KURA MASTER 2025」にて、W受賞を達成したことを発表した。

「徳正宗 純米吟醸 ひたち錦」が「SAKE COMPETITION 2025」の純米吟醸部門で銀賞に。「萩原 山廃 純米」が「KURA MASTER 2025」のクラシック酛部門で金賞を受賞した。

創業170周年を機にブランド「萩原」をリニューアル


萩原酒造は、1855年に茨城県境町で創業。6月現在は、七代目となる専務の萩原康久氏が杜氏を務め酒造りを担っている。萩原康久氏は、2024年には茨城県が認定する「常陸杜氏」の資格を取得した人物だ。

境町唯一の酒蔵として、地元の水と米にこだわった手仕事の酒造りを守り続けてきた萩原酒造。地域に根ざした小さな酒蔵として、「徳正宗」と「萩原」のブランドで地道に酒造りを続けてきた。


今年春には、創業170周年を機にブランド「萩原」をリニューアルし、「地域とつながり、世界へ羽ばたく酒蔵」を目指した酒造りを本格始動。今回の受賞は、その第一歩に花を添える朗報となったという。

なお、「萩原」ブランドの新ロゴは、萩原家の家紋「抱き茗荷」をモチーフに、100年後も色褪せないデザインになっている。

受賞商品をチェック


「徳正宗 純米吟醸 ひたち錦」は、「SAKE COMPETITION 2025」の純米吟醸部門で銀賞を受賞した。茨城県が開発した酒造好適米「ひたち錦」を50%まで精米し、米のやわらかな旨味とまろやかな口当たりを引き出しながらもすっきりとした後味に仕上げ、飲み飽きしない酒を目指したという一本だ。

上位入賞酒には「山田錦」や「愛山」といった酒造好適米が使用されているなか、「ひたち錦」を使った純米吟醸で評価されたことを、萩原酒造はとてもうれしく感じているという。


一方、フランスのプロフェッショナルたちが審査を行う「KURA MASTER 2025」では、「萩原 山廃 純米」がクラシック酛部門で金賞を受賞。

伝統製法である山廃仕込みで醸された「萩原 山廃 純米」は、奥行きある旨味と酸味のバランスが絶妙で、熟成による厚みも特徴だ。山廃ながらも重さは感じず、すっきりと楽しめる一本。アメリカ・ニューヨークのミシュラン三ツ星店「Masa」でも取り扱われており、好評だという。

なお、今回受賞した「萩原 山廃 純米」は旧ラベルとなり、来期醸造分から新ラベルに移行する予定とのこと。


萩原酒造は、「今回のW受賞はとても光栄なことですが、私たちにとっては通過点にすぎません。萩原酒造が大切にしているのは、『酒を通じて地域の方々とつながり、物語を紡いでいくこと』。

茨城県境町の酒蔵として地域とともに歩み、これからも地元で育まれた酒を世界にアピールしていきたいと考えています。萩原酒造のこれからにも、どうぞご期待ください」とコメントを寄せている。

この機会に「徳正宗 純米吟醸 ひたち錦」や「萩原 山廃 純米」をはじめとした、萩原酒造の商品をチェックしてみては。

萩原酒造公式HP:https://www.tokumasamune.com
萩原酒造公式Instagram:https://www.instagram.com/hagiwara_sake

(ソルトピーチ)

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