遠距離介護をサポートする「わたしの看護師さん」、北海道札幌市でサービス提供開始
北海道札幌市にて、遠距離介護中の家族を支える介護保険適用外サービス「わたしの看護師さん」のサービス提供が開始された。
全国的に高まる介護保険適用外サービスの必要性
2018年にスタートした遠距離介護支援協会は、介護が必要な高齢者と遠く離れた場所で暮らす“遠距離介護”中の家族を支えるサービスを提供している。医療介護の専門資格を持つ人たちが集まる協会として、医療介護の実践知の学びや保険適用外サービスの提供を行っている。
ビジネスケアラーの増加や、都心で働きながら遠方で暮らす家族の遠距離介護をしている人が増えていることなどから、全国的にも介護保険適用外サービスの必要性が高まっている。
今回、北海道札幌市の人からサービス利用の問い合わせを受けたことから、遠距離介護支援協会会員同士が連携をし、介護保険適用外サービスの提供を開始した。
まずは札幌市内でのサービス提供となるが、看護師・介護士の採用を進めて、県内の多くのエリアでも提供できるよう努めていくという。
介護に不安や悩みを抱える遠距離介護経験者
「わたしの看護師さん」を運営するN.K.Cナーシングコアコーポレーションは、介護を行う家族の負担や不安感を明らかにするために、介護の経験がある1,003名を対象に「介護経験者の実態」に関する調査(※)を実施した。
調査の結果、約2割が経験している遠距離介護の実態として、月3~4回の訪問が最も多い結果に。また、遠距離介護経験者の9割以上が、介護に不安や悩みを抱えているということが分かった。
さらに、遠距離介護が「自身の職場や家族へ影響を与える」と回答した人は8割以上。そして6割以上が保険外サービスでも負担が減るなら「利用したい」と回答した。
この調査結果から、非常に多くの人が介護について不安や悩みを抱えていることが明らかになった。
そこで、心身共に負担を減らし、効果的な介護を行っていくために活用されているのが、介護保険適用外サービスだ。
介護保険適用外サービスの特徴
遠距離介護支援協会の会員は、主に看護師や介護福祉士など、医療介護の実務経験のある専門家。そのため、介護や医療的ケアが必要な高齢者に対しても、安心して対応を任せることができる。
また、一事業者では幅広いエリアへのサービス提供が困難なところ、遠距離介護支援協会は全国各地に会員を有することから、各地域からの利用問い合わせに対して、会員同士が連携することでサービス提供を可能にしている。
介護保険適用外サービスの提供に際しては、8年以上の実績を有する「わたしの看護師さん」のシステムを活用。離れた場所からも、サービス提供や家族の状況を専用のスマホアプリから確認することができる。料金や利用方法についての詳細は、「わたしの看護師さん」HPで確認を。
エリアを拡大し、札幌市でサービス提供が開始した介護保険適用外サービス「わたしの看護師さん」に注目だ。
わたしの看護師さんHP:https://my-nurse.jp
遠距離介護支援協会HP:https://www.enkyori-kaigo.org
※「介護経験者の実態」に関する調査:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000133443.html
(yukari)
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