【東京都渋谷区】親子で価値観の共有やチーム作りを学ぶ「夏休みの親子体験ワークショップ」が開催！

コーナーは8月3日(日)、渋谷区文化総合センター大和田にて、親子を対象に「人事」をテーマにした「『人事』視点で探究する家族・チームのカタチ！夏休みの親子体験ワークショップ」を開催する。

対象は小学3年生〜6年生の子どもとその保護者で、参加費は無料(プラネタリウム鑑賞チケット付き)。定員は親子10組程度(各回)となっている。

子どもたちに今求められている自ら考え行動する力

現代社会において、企業の「人的資本経営」の重要性が高まっている。企業は、働き方や価値観が多様化する中で、社員一人ひとりの成長を支え、組織の柔軟性や相互理解を高める取り組みを強化している。

しかし、日本企業における人的資本投資は依然として低水準にとどまり、物質的な設備投資に比べて人材・組織開発への投資が相対的に少ない状況だ。

みずほリサーチ＆テクノロジーズの研究によれば、日本の民間企業の人的資本投資はGDP対比で主要先進国で最下位に近い水準。企業の人事部門は日々、人材育成や組織・チーム作りにおいて創造的なアプローチを模索している。

教育現場でも、子どもたちに自ら考え、行動する力を養うための探究学習やグループワークが重要視されている。

これらの学びは、異なる意見や違いを尊重し、課題解決力や協力し合う力を養うものであり、企業と教育現場の両方で必要とされるスキルに共通している。

ただし、学校や教師による状況差があり、十分な学びの機会を提供するためには環境整備が必要だ。

こうした背景を踏まえ、企業における「人事」の視点と教育現場での学びが交差する新しい形のワークショップを企画。このワークショップは、親子で価値観を共有しながら協力し、日常生活やビジネスシーンで活かせるスキルを育むことを目的としている。

親子で「どうすればみんなが気持ちよく過ごせるか？」や「どうすれば協力して目標を達成できるか？」を学ぶ。

その一方、人事・マネジメントに関わる大人にとっては、子どもの新鮮で柔軟な視点を取り入れることで、チーム運営や人材育成において新たなアプローチをうむきっかけを提供する。

このプロセスを通して、よりクリエイティブで共感力のある人事施策に繋げる可能性がある。

同ワークショップの内容は次の通り。プログラム1は、「家族の『ミッション・ビジョン・バリュー』を作ろう！」。家族で大事にしたいことを言葉にし、家族の幸せのためのルール・スローガンを一緒に考える。

子どもたちは、社会に出たときのルール作りや企業のビジョン(目指すゴール)やバリュー(行動指針)の策定を体験しながら、家族の価値観を共有する。

プログラム2は「パン屋さんの店長になりきって一緒に働く人の募集チラシを作ろう！」。身近な店を例に、店長としてどんな仕事をしてほしいか・どんな人と一緒に働きたいかを考える。

そして、店のことや仕事の魅力をどのようにして伝えるか、実際にチラシを作りながら考えて工夫する。一連のプロセスを通して、チーム作りや人を集めるためのコミュニケーションを体験する。

親たちにはコーチとして、子どもと一緒にアイデアを出し合い、発想や成長をサポートしてもらう。親子での対話を通じて、働くことの意味やチーム作りの重要性を一緒に感じよう。

なお、簡単なアイスブレイク・人事の仕事紹介などを含め、全体で90分構成。同プログラムはCORNERに登録のMVV策定・組織開発のプロフェッショナル人事が監修している。

申込方法は記事下部のフォームにて、希望の時間帯・プログラムを選択しよう。申込締切日は7月8日(火)。定員を超えた場合は抽選となる。参加者へは後日詳細な案内がある。

子どもも親も成長する「『人事』視点で探究する家族・チームのカタチ！夏休みの親子体験ワークショップ」に参加しよう。

■「人事」視点で探究する家族・チームのカタチ！夏休みの親子体験ワークショップ詳細
日時：8月3日(日)10:30～12:00/13:30～15:00
会場：渋谷区文化総合センター大和田
住所：東京都渋谷区桜丘町23-21
申し込みフォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczKA4hEcpR0pp2AQLbfYMApC8aW_VlYtClvyCJGI8J8iVyuQ/viewform

(佐藤ひより)