Amazon Music Unlimitedがアップデート、月額料金変わらずAudibleも
プレス発表会が都内で6月25日に行われ、Amazon Music Unlimited会員が追加料金なしでAudibleの作品を毎月1冊読めるようになることが発表された。
これにより、Amazon Music UnlimitedではHD音質による1億曲以上の音楽、ポッドキャスト、オーディオブックを1つのアプリで体験できることになる。Audibleが日本でスタートしたのは2015年で、今年で10周年を迎える。逢阪志麻氏(Audible ジャパン カントリーマネージャー)は、本サービスについて「2022年1月と2025年5月末の会員数を比較すると166%に増加し、利用時間も3年連続で40%以上増えています。2025年に拡充するコンテンツの数は前年より40%増加させる予定です」と意気込みを見せた。
また発表会の後半には、新しい学校のリーダーズ、安田章大(SUPER EIGHT)、平野啓一郎が登壇しディスカッションを展開。
湊かなえ「夜行観覧車」を朗読した安田は、「Audibleを聞いてアイドルより合っていると感じたという、レビューをくださった方もいた」と会場の笑いを誘いつつ、「耳から情報を得るのと、活字を読むのとでは感じ方が違う。本を聞くことで色々な感受性を刺激してくれるのでは」と振り返った。
自分にとって読書はメディテーションのような存在だというRIN(新しい学校のリーダーズ)は「子供の頃、眠る前に絵本を読み聞かせてもらったように、Audileであれば寝る前に電気を消して聴くという体験もできる」と提案。平野も、「コンテンツの情報量とイマジネーションには様々なレイヤーがある。(映像を通じて)膨大な情報量に圧倒されたいというときもあれば、文字だけを受け取りたいという気分もある。文章を読む元気はないけど、映像を見る気分でもなく、音から情報を得たいというレイヤーには、実は多くの需要があるのでは」と指摘し、「そこがコンテンツを通じて開拓されていくと、日常生活がより一層豊かになる」と期待を寄せた。
なお6月30日より、平野による教養番組「」がスタート。また、中谷美紀の朗読による、原田マハ「リボルバー」やディズニーのオリジナルコンテンツ3作品の配信も予定されている。
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