「ミセスユニバースジャパン2025」ファイナリスト中山未央さんが品川区長を表敬訪問。伝えたかった思いとは
2020年から開催されている「ミセスユニバースジャパン」。20歳から60歳までの女性の「これまでの人生のプロセス」に重きを置くコンテストです。ファイナリストの活動には、自分の強みや経験を持ち寄り、協力し合って社会に貢献する活動も含まれており、若さや外見の美しさを競うコンテストとは一線を画しています。

2024年度の日本大会の様子
7月に「ミセスユニバース2025」の日本大会を控えた6月18日、ファイナリストの1人である中山未央さん(39歳)が、主催企業の代表である大島一恵さんとともに森澤恭子品川区長を表敬訪問し、女性活躍や社会貢献についての思いを伝えました。

(写真左から)中山未央さん、森澤恭子品川区長、大島一恵さん
品川区在住の中山さんは、都内の企業勤務を経て、区内でピラティススタジオを営みながら、キャリアに悩んだ人のためにキャリア選択のサポートをする活動を行っています。中山さんは、森澤区長との対談の中で、自身の経験を交えて「人生の選択の自由度」「自己決定感」の重要性について語りました。
会社員としてキャリアを積んでいた中山さんは、品川区内で、結婚、出産、退職、起業といったライフステージの大きな変化を経験しています。起業の際には区内の創業相談の制度を活用し、出産後は区内の保育制度を活用して仕事を続けるなど、区のさまざまな制度によって人生の選択を後押ししてもらった経験を振り返ります。

品川区の手厚い支援制度に対する感謝の意を伝えるとともに、自身の経験を踏まえ、支援を必要とする育児中の親に必要な制度が行き届くことの意義についても言及しました。
2022年に品川区長に就任した森澤区長は、制服や修学旅行の無償化など、さまざまな子育て支援策を打ち出しています。中山さんの意見について、子育て中の家庭に行政から「アウトリーチ」(積極的に働きかけること)することが重要性について述べたほか、生まれた境遇や環境によって選択を阻まれることなく、「自分が望むように生きられる選択肢を提供していくことが行政の役割」と語りました。
地域に根ざして仕事と子育てに励む中山さん現在、仕事や暮らしを通じて出会った身近な人たちが元気になって喜ぶ顔が自分の喜びだと実感しています。
7月15日に「ミセスユニバースジャパン2025」の日本大会を控えていますが、「誰もが自分の可能性を認めて、その人らしい活躍ができる形をミセスユニバースの活動を通じて体現したい」と意気込みを語りました。

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