岩手県奥州市の中学生硬式野球チームを日米親善野球大会へ派遣&派遣費用のクラファン開催
岩手県奥州市は5月22日(木)~7月31日(木)の期間、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」にてクラウドファンディングを募集中。
寄付金を用いて、奥州市の中学生硬式野球チームを友好都市であるアメリカ・トーランス市の親善野球大会へ派遣する。
奥州市の中学生をアメリカへ派遣し自信と夢を育てる
岩手県内陸南部に位置する奥州市は、南部鉄器や岩谷堂箪笥、米や前沢牛など「ものづくり」と「食」の二刀流のまち。メジャーリーガー大谷翔平選手の故郷でもある。
人口減少や少子化により、野球人口の減少と地域間の格差が広がる中、子どもたちの挑戦の舞台がどんどん少なくなっている。
同事業では、奥州市の中学生硬式野球チームを、友好都市であるアメリカ・トーランス市の親善野球大会へ派遣する。
異文化に触れ、言葉や価値観の壁を越えて交流する経験は、子どもたちの視野を広げ、将来への自信と夢につながる。
寄付金の使い道や事業の内容について
寄付金は、チームの派遣費用に充てる。目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付があった場合でも、同事業の費用として大切に活用する。
派遣日程は8月5日(火)〜14日(木)で、派遣人数は選手20名、監督・コーチ3名。派遣費用は20,000,000円で、旅費・滞在費一人当たり87万円。これは航空券、交通費、ビザ手続き費用、海外旅行保険費用、飲食費などを含む。
トーランス市で現地の同世代と国際親善試合を行い、スポーツを通じた交流を推進する。また、トーランス市長への表敬訪問、MLB試合観戦、ホームステイプログラムなど、異文化体験を提供する。
さらに、異文化交流を通じて、子どもたちの中に国際感覚を芽生えさせ、自信を持って将来ワールドワイドに挑戦できる力を育てる。
寄付の募集期間は5月22日(木)〜7月31日(木)で、受付サイトはふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング。
最低寄附金額は2,000円〜で、たとえば2,300円など、100円単位でも寄附できる。目標金額は600万円。同プロジェクトにかかるお礼の品はないが、派遣終了後、現地での活動レポートを届ける。
大谷翔平選手の父親が務める奥州市代表チーム
派遣チームは、奥州市を中心に岩手県内各地から集まった野球少年・少女たちで結成した、奥州市の代表チーム。チームの監督は大谷翔平選手の父親が務めている。
野球技術向上を目指すのはもちろんのこと、野球を通じて礼儀作法の習得を基本に、野球そして勉学に一生懸命に取り組む姿勢を大切にしている。
また、団体活動による協調性、忍耐力、団結力を身につけ、心身ともに柔軟性を備える人間づくりを目指し、日々の練習に励んでいる。
派遣予定の選手による意気込み・思い
今回派遣予定で、3年生の三浦孝介選手・キャプテンは次の通りコメントした。
「アメリカで野球の試合ができると聞いた時は本当にびっくりしました。夢のような機会なので、全力でプレーをしたいと思っています。
野球だけじゃなくホームステイを通じてアメリカの生活や文化を体験したいですし、ドジャースの試合観戦もとても楽しみにしています。」
クラウドファンディングに参加して中学生たちを応援しよう。
ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
プロジェクト名:”二刀流のふるさと”奥州市から子どもたちを世界に羽ばたかせよう!日米親善野球大会へチームを派遣
(佐藤 ひより)
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