【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.59「OXU、伝染のお時間です」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「OXU、伝染のお時間です」
大阪拠点ノ4人組ロックバンド・
昨年1月に正体不明系のロックバンドとして始動した彼ら。音源リリースとライブでじわじわと名前を広げ、11月にメンバーの姿を公開しました。私も音源で知った時は顔出しをしていない期間だったため、姿を見て驚きました。メンバー4人中2人が知ってる人だったので。
多彩な楽曲が魅力ですが、何と言っても私的キラーチューンは「トリアエズダマッテ。」です。特にストレス社会で戦うアラサーには是非聴いてほしいです。ふとこの曲のサビが頭から聴こえてくるようになるはずです。あと同時に浮かんだ嫌な奴とは距離を置きましょう。今年の4月〜6月には3カ月連続配信リリースも行いました。そこに目をやると、ビビデバビデブーな夏のダンスチューン「サマラバ」、センチメンタルな雨のナンバー「samidare」、夜が更けていく度に独占度が上がっていくラブソング「just only U」と、引き出しの多さをいかんなく発揮しています。どの曲も好きですが、私は「samidare」が特に好きですね。止まない雨はない、という言葉の一歩先を行っているエールが届いてきました。特別なテーマを扱っているわけではないのですが、ちゃんと発見があるというか、ハッとさせたり、納得させられるのがOXUの魅力ではないかなと思います。
ライブは昨年12月に一度見ました。もちろんその日も良かったのですが、なにぶん楽曲も増えて、幅が広がっていますからね。半年以上も経てば、また違った印象をもらえるような気がしています。あとはサーキットフェスでも映えるタイプに思うので、沢山呼んでもらいたいですね。キャッチーな中に少しトリッキーさもあるから、初見殺しにはもってこいじゃないですか。私にそんな力はないので、関係者の皆さん、よろしくお願いします!まずは7月18日に見てみたらどうでしょうか!
インフォメーション
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