ヘッドライト地味に使いづらい問題、手のひらサイズのコレが解決してくれた

明かりのツールとしてひとつ持っておくと便利なヘッドライト。キャンプや花火、夜の散歩など、役立つシーンは意外と多いものです。
私も2つほど持っていますが、「装着がちょっと面倒」「締め付け感が気になる」など、小さなストレスを感じることも。
そんなモヤモヤを軽やかに解決してくれたのが「MICROLIGHT DUAL」。
バンドの煩わしさがない

5050 Workshop 「MICROLIGHT DUAL」 4,840円(税込)
5050 Workshopの「MICROLIGHT DUAL」は、手のひらサイズとは思えないほどパワフルな2WAYライト。
正面はしっかり遠くまで照らせるフラッシュライト、背面はふんわり空間を照らすランタン仕様になっています。ライトは昼白色(6000K)、ランタンは電球色(3000K)となっているので、用途に応じて光の色味を変えることが可能。
しかも、明るさはそれぞれ4段階で調整できて、特にライト側は最大250ルーメンと、このサイズでは驚くほどの光量を誇ります。もちろん、防水レベルはアウトドアでも不満なく使える「IP44」に対応しています。

本体に備わっているのは、取り外し可能なクリップ式マウント。これがなかなか優秀で、キャップのツバにパチッと挟むだけで、あっという間にヘッドランプ仕様に早変わりします。
バンド式のように長さを調整する手間もなく、装着時のズレや締め付けのストレスもゼロ。あと、ツバが邪魔にならずに照らせるので、足元や手元がかなり見やすくなりました。
ふだんからキャップをかぶる機会が多い自分にとっては、「MICROLIGHT DUAL」はまさに願ったり叶ったりのライト。気付けば、使う頻度はバンド式よりもずっと多くなっているくらいです。
直感的な操作性が◎

「MICROLIGHT DUAL」は、操作性の良さも見逃せないポイント。
本体上部にある大きめのボタンは、グローブや軍手をつけたままでもしっかり押せて、誤操作の心配もなし。手探りでさっと点けられるのはとても助かります。
ライトによっては、小さなボタンが複数あって「点灯スイッチどっちだっけ?」なんて迷うこともあったんですが、これは操作がシンプルで◎。
「押しっぱなしでインスタントモード」「2回連続でフラッシュライト」「3回連続でランタン」と、それぞれ直感的な操作で切り替えられるから、説明書なしでも問題ナシです。

あと、メモリー機能も備わっていて、前回使った明るさを記憶してくれます。次に点けた時に調整する手間が省けるので、個人的にはありがたい機能ですね。
ちなみに、ボタンは蓄光仕様。ランタン消灯後しばらくはボタンが薄っすら光ってくれるので、真っ暗なところでも見失わずに済みそうです。
充電が少々面倒

使い勝手のいい「MICROLIGHT DUAL」ですが、ひとつだけ惜しいな……と感じたのが充電まわり。
というのも、充電ポートがクリップの裏側にあるため、毎回クリップを取り外さないと充電できないんです。もちろん着脱は簡単なんですが、何度も外していると「そのうちクリップ失くしそう」という不安が頭をよぎるし、樹脂製なので落としたときの破損リスクもちょっと気になるところ。
できれば、クリップを外さずそのまま充電できる設計だったらもっと快適だったかも。

それからもうひとつ。急速充電には非対応のようで、Type-Cの高出力アダプターではうまく充電できませんでした。一般的なUSB充電器なら問題ないのですが、最近の充電環境を考えるとちょっと惜しいポイント。
ライト自体の完成度が高いぶん、「充電まわり、もうちょっと頑張ってくれたら!」と感じてしまいました。個人的には、ここだけ星ひとつ減点という感じです。
日常でも頼れるライト

ヘッドランプといえば「アウトドア専用」のイメージが強いけれど、「MICROLIGHT DUAL」はその枠を超えてきます。
手に持ってもよし、キャップやバッグに装着してもよし、テーブルに置いて間接照明代わりにするのもアリ。使い方の自由度が高いから、日常でも活躍の場がたくさんあるんです。
たとえば、クリップを外すと顔を出すマグネット。金属面にパチッとくっつけられるので、車のボンネット下やトランクの中など、手をふさがずにピンポイントで照らすことができます。もちろん、防災グッズとして備えておくのもあり。

さらに、本体に備わった一体型のカラビナがいい仕事をしてくれるんです。バックパックやポーチに引っかけておくだけで、いざという時にすぐ使えるし、かさばらずスペースも無駄になりません。
このサイズ感なら、ふだん使いのバッグに常備してもまったく邪魔にならないし、むしろ入れっぱなしにしておいてもいいくらい。
「MICROLIGHT DUAL」は、アウトドア感が強すぎず、でもちゃんと頼れるちょうどよさが魅力のライトだと思います。

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