【京都府京都市】京都水族館にて風鈴と京和傘の和空間が京の夏を彩る「くらげと傘と風鈴と」開催中

京都水族館は、5月31日(土)～9月30日(火)の期間中、約170個のクラゲを模した手作り風鈴と、クラゲを描いた京和傘を通して、多種多様なクラゲの魅力を伝える期間限定イベント「くらげと傘と風鈴と」を開催している。

京和傘の老舗・日吉屋が、同イベントのためにクラゲ京和傘の制作・修復を担当。伝統技法と繊細な墨彩画により、水中を漂うクラゲの美しさが和傘の中に表現されている。

「くらげと傘と風鈴と」概要‌

昨年好評だったクラゲ京和傘が今年も登場。京都水族館で飼育される18種のクラゲをモチーフに、職人が一つひとつ墨彩画で描いた大小さまざまな和傘が京の夏を彩る。和傘越しに感じられる、水中のゆらぎを表現した幻想的な作品群は必見としている。

また、例年人気のクラゲ風鈴も展示されている。こちらは、新潟県のガラス専門店・TAKU GLASSが制作した風鈴で、飼育スタッフ監修のもと、色や形、柄などクラゲの特徴を繊細に表現している。

「くらげと傘と風鈴と」は開催期間中、無料で楽しむことができる(水族館入場料別)。展示場所は、京都水族館2階テラス。なお、悪天候や設備の都合により予告なく内容を変更する場合あり。‌

同イベントの開催期間中、17:00以降は、2階テラスに設置されているクラゲ風鈴とクラゲ京和傘のライトアップを実施。幻想的な夏の夜を楽しむことができる。

さらに今年は、撮影用ミニ京和傘も時間限定で登場‌予定だ。平日16:00以降限定で、記念撮影ができるミニ京和傘が2階テラスに登場する。

クラゲが描かれたミニ京和傘を持ち、クラゲ風鈴とクラゲ京和傘と一緒に写真撮影ができる。但し、8月12日(火)～15日(金)の設置はなし。

京都水族館を訪れた後は、日吉屋の工房で伝統工芸にふれてみるのも良いのでは。

伝統工芸京和傘の製造を行う日吉屋では、ミニ和傘づくりや、和傘の構造を活かした照明の制作体験、さらに職人の手仕事を間近で見られる工房見学を実施している。

小さな子どもから大人まで楽しめる内容が充実しており、誰でも気軽に参加できる。心に残る京都水族館での体験を、今度は自身の手のひらに…旅の余韻としてもうひとつの感動を持ち帰ることができるだろう。

日吉屋の和傘が京の夏に彩を添える、京都水族館で開催中の「くらげと傘と風鈴と」を楽しんでみては。

■京都水族館
住所：京都府京都市下京区観喜寺町35-1 内梅小路公園
HP：https://www.kyoto-aquarium.com/index.html

■日吉屋
住所：京都市上京区寺之内通堀川東入ル百々町546
HP：https://hiyoshiya.wagasa.com
制作体験・工房見学詳細：https://hiyoshiya.wagasa.com/workshop

(さえきそうすけ)

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