【京都府京都市】アート×サイエンスギャラリー「珊瑚庵」誕生!オープニング&関連イベントも開催
喜界島サンゴ礁科学研究所が、新たな拠点として、築130年の京町家を改修したアート×サイエンスギャラリー「珊瑚庵」を、京都・伏見港にオープン!研究者・アーティスト・地域の人が集い、共創活動やイベント・展示を行う交流拠点として活用する。
喜界島サンゴ礁科学研究所について

喜界島サンゴ礁科学研究所 外観
サンゴ礁が作り上げた奇跡の島・喜界島で、サンゴ礁と地球環境変動の関係を明らかにするために研究を行っている、喜界島サンゴ礁科学研究所。
「100年後に残す」を理念に、喜界島から最先端の研究・教育を世界に発信し、サンゴ礁に集う様々な分野の研究者やアーティスト、地域の人たちが三位一体となって協働して、次世代を担うリーダーを育成する活動を行ってきた。
これまでの研究・アート・地域共創の活動例は、金沢21世紀美術館での喜界島模型(ガラージュ)、サウンドインスタレーション(藤枝守氏)の展示や、
こまばアゴラ劇場での、演劇『ユラウ(喜界島サンゴ礁科学研究所×青年団)』上演、
大阪・関西万博 風の広場「Study:大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」でのSceNE プロジェクト『海の記憶:喜界島 サンゴの方舟』など。
多くの地域や国から幅広い世代の若者が集まり、また、都市と地域を行き来しながら、より良い未来の地球やそこに生活する人々の暮らし、あるべき自然の姿について“感じる”“見つける”“伝える”“残す”ことを通じた、異文化・多分野のサンゴ礁型地域拠点の形成に取り組んできた。
喜界島サンゴ礁科学研究所は、世界でも類い稀なるサンゴの島として、喜界島での暮らしから人とサンゴ礁の共生を模索し、人々と一緒に世界に向けて発信していくという。
研究者×アーティスト×地域のさらなる融合と共創
そして今回、新たな交流拠点として「珊瑚庵」をオープン。サンゴ礁を研究する科学者と京都の工芸を担うアーティスト、写真家と建築家が集結し、工芸作品と写真とが折り重なった場を築130年の京町家に構える。
喜界島サンゴ礁科学研究所は、現代の人々の感性を後世に伝える“方舟”として京都に開かれた「珊瑚庵」で、研究者、アーティスト、地域のさらなる融合と共創を目指すとのことだ。
オープニングイベント開催!

撮影・デザイン:大杉隼平氏
6月28日(土)〜7月6日(日)には、オープニングイベントとして、サンゴ礁を研究する科学者と京都の工芸を担うアーティスト、写真家と建築家による展示「時環の方舟 -百世のサンゴ礁と京都」を開催。「サンゴ」と「ヒト」の行為が重なった時空間=“時環”をテーマに、喜界島の過去、現在、未来を紡ぎ、100年後への意志を表現する。

撮影・デザイン:大杉隼平氏
参加メンバーは、研究者の渡邊剛氏・山崎敦子氏、陶芸家の清水大介氏、漆作家の堤卓也氏、美術家の山本愛子氏、写真家の大杉隼平氏、建築家の中西康崇氏だ。
参加アーティストによる関連イベントも
他にも、「時環の方舟 -百世のサンゴ礁と京都」の展示にあわせ、参加アーティストによる関連イベントを開催。
6月21日(土)13:00~15:00は「暖簾の草木染めワークショップ/山本愛子氏」、29日(日)14:00~14:30は「出展作家山本愛子氏による作品解説」、7月5日(土)14:00~15:30は「吹き漆のワークショップ/堤卓也氏」、6日(日)14:00~14:30は「ギャラリートーク/清水大介氏」が行われる。
イベントの詳細・予約は、「珊瑚庵」WEBページで確認しよう。
この機会に、サンゴ礁を研究する科学者と京都の工芸を担うアーティスト、写真家と建築家による展示イベント「時環の方舟 -百世のサンゴ礁と京都」に足を運んでみては。
■珊瑚庵
住所:京都府京都市伏見区杉本町452
WEBページ:https://kikaireefs.org/fushimi_port_sangoan
■時環の方舟 -百世のサンゴ礁と京都
日程:6月28日(土)〜7月6日(日)
時間:11:00~18:00
開場:珊瑚庵
喜界島サンゴ礁科学研究所HP:https://kikaireefs.org
(佐藤ゆり)
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