【神奈川県平塚市】フードバンク湘南と、平塚駅直結の駅ビル「ラスカ平塚」が子ども食堂を開催!
フードバンク湘南は、JR横浜湘南シティクリエイトが運営するJR平塚駅直結の駅ビル「ラスカ平塚」と協力して、5月4日(日)、第2回子ども食堂を開催。参加者の人数に合わせて、前回より広めの「ラスカホール」を会食会場とした。
フードバンク湘南について
フードバンク湘南は、認定基準をクリアした組織で、高い信頼性、公益性、透明性が評価されたNPO法人。
食品ロス削減を目的として企業・農家・一般家庭より食品の寄贈を受け、ひとり親家庭や支援を必要とする人、児童福祉施設・子ども食堂などへ食品を無償提供することで、貧困問題の解決を目指している。
飲食店で食品ロスになる食材を使用
今回フードバンク湘南は、「ラスカ平塚」と協力して第2回子ども食堂を開催した。
子ども食堂は、貧困対策だけではない。さまざまな事情があり家庭内で“孤食”、いわゆる一人で食事をせざるを得ない子どものために、食事を提供する場として「子ども食堂」が存在する。
また、子ども食堂は、将来的には大人になり日本社会を支える子ども達やその保護者等にとって効果的な取り組みだと言われているという。現在、困っている家庭に少しだけ社会や周囲がサポートしていくことが結果として社会に良い影響を与えていくものだと考えられるそう。
今回の「ラスカ平塚店」の取り組みは、参加者(特に子どもたち)にとって素敵な思い出となり、大人になったら必ず「ラスカファン」になってくれるのではという思いが頭の片隅にあるという。

「ラスカ平塚店」の可燃ごみを表すグラフ(2023年度、ラスカ平塚店より)
「ラスカ平塚店」は飲食店で食品ロスになる食材を使用し、地域に貢献できる取り組みの一つとして、フードバンク湘南の利用者であるひとり親家庭の親子へ還元するべく子ども食堂の開催に至っているそうだ。
「ラーメン石狩」のシェフが調理を担当
第2回となる今回は、バイキング(ビュッフェ)スタイルで開催。5階レストランフロアの「ラーメン石狩」のシェフが調理を担当、配膳した。
石狩の店長は、自身の店舗も開店しているにも関わらず子ども食堂のために時間を割いて、また休憩時間を使って会場の様子を見に来たそう。「みんなお腹いっぱいになってるか」を一番心配しており、笑顔で食べてもらえたら嬉しいと言葉を残して自身の職場に戻って行ったという。
バイキングスタイルでは、自分の好みや食べられる量をしっかり伝えることが必要。参加者はたとえ子どもでも初めて会う配膳スタッフとの間に会話が生まれる。このような社会性を養う場でもある子ども食堂は、本当に素敵な取り組みとなっていたという。
第3回の開催は夏休みに開催予定
フードバンク湘南は、今後もラスカ平塚店と協力して、未来ある子どもたちに少しでも多くの経験や体験をしてもらうため、この子ども食堂を続けていくとする。
ただ、「ラスカ平塚」の飲食店は通常運転をしながら子ども食堂を担っていて、ランチやディナーの仕込み時間との兼ね合いで調整をしながら動いている。ひとり親家庭の保護者(多くは母親)は、ほとんどが夕方または夜まで仕事を持っているため、子ども食堂開催の時間調整が問題として挙げられたそう。
そこで今回は、比較的保護者の休みがとりやすい日曜日に開催にすることで、第1回よりも参加希望者数が3倍に増加。一つずつ課題をクリアにしていき、より良い方法で運営できるよう協議を重ねている。
第3回の開催は夏休みを予定して動き始めているところだという。
また、片付けをしていると離席した参加者のテーブルに素敵な手紙が残されていたそう。紙製のランチョンマットの裏に気持ちを描かれている。フードバンク湘南は、このような繋がりを大切にしていきたいと考える。
フードバンク湘南とラスカ平塚の今後の取り組みにも注目していこう。
フードバンク湘南 公式HP:https://foodbank-shonan.com
フードバンク湘南 公式Instagram:https://www.instagram.com/foodbank.shonan
フードバンク湘南 公式Facebook:https://www.facebook.com/foodbank.shonan
(ソルトピーチ)
The post 【神奈川県平塚市】フードバンク湘南と、平塚駅直結の駅ビル「ラスカ平塚」が子ども食堂を開催! first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS – 流行情報&トレンドニュースサイト.

ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。