【北海道八雲町】八雲山車行列を盛り上げる「八雲山車行列キャンプ村」開催！6/29にオープニングイベント

北海道八雲町の山車行列Innovation Labは、6月27日(金)～7月6日(日)の期間に、「八雲山車行列キャンプ村」をぺコレラ学舎で開催。6月29日(日)の10:00～14:00には、オープニングイベントを開催する。参加費は無料だ。

「八雲山車行列キャンプ村」開催の背景

「八雲山車行列キャンプ村」は、八雲山車行列の維持発展に係る課題意識に基づいて企画された。八雲山車行列は41年前に、八雲町の若者たちによって、1台の山車を野原で引っ張るという小さな一歩から始まった。

それが、今や町を代表するお祭りとなり、町外から観光客が押し寄せ、町の宿泊施設は満室となるほどに発展した。しかし、そんな八雲山車行列も少子高齢化や新型コロナの影響などで年々縮小傾向にあるという。

山車行列Innovation Labは、少しでも祭りに関わりたい人を増やすためには、まずは祭りをいろいろな形で知ってもらい、足を運んでもらって、楽しんでもらうことが大切だと考えた。

そこで、宿泊場所の拡大と縮小傾向にある祭りを新しい形で盛り上げていこうという思いでチャレンジするのが、「八雲山車行列キャンプ村」であり、オープニングイベントだ。

「八雲山車行列キャンプ村」は、祭り期間限定で開かれる“泊まれる村”で、この村のボランティアメンバーの活動内容は、メイン作業が山車づくり、演舞の企画・練習、本祭当日の盛り上げ。その他の作業は、キャンプ村の設営・運営、サポーターのご飯作り、地域との交流活動となっている。

参加特典として、活動期間中の滞在費無料、滞在中の食事提供、送迎、山車行列オリジナルノベルティ、キャンプ村Tシャツ(本祭参加者のみ)、ボランティア証明書の発行(要事前申込)、地域住民・他ボランティアとの出会い、ネイチャーサウナをはじめとした自然アクティビティなどがある。

昨年は約50名の人がボランティアとして参画し、キャンプ場の運営、山車の製作、イベントの実施などを行った。「八雲山車行列キャンプ村」の参加をきっかけに何度も八雲町へ帰る人が現れるなど、継続的な関わりが生まれているという。

「八雲山車行列キャンプ村」の運営メンバー(一部)は、現場責任者の赤井義大さん(八雲町出身)、

事務局の大内陸久さん(八雲町出身)、

イベント担当の坂田純華さん(旭川市出身)と、

藤谷周平さん(札幌市出身)。

現在まだまだ「八雲山車行列キャンプ村」のボランティアメンバーを募集している。詳細は、ボランティア募集ページで確認を。

6月29日(日)に開催されるオープニングイベントでは、「防災運動会」や「出汁1グランプリ」など、「いざという時の備えを楽しみながら学びたい」「八雲町ならではの体験をしてみたい」「お祭りの雰囲気を味わいながら、一緒に盛り上がりたい」という人を対象にした企画が実施される。

「防災運動会」は、八雲町役場危機対策課の協力のもと、楽しみながら防災を学べるイベント。担架リレーや障害物競走、リレーなどの企画が実施される予定だ。

「出汁1グランプリ」は、山車行列にかけて「出汁をテーマにイベントをやってみたら面白いんじゃない？」というおやじギャグのようなノリで生まれたイベント。「運動後に美味しい出汁」をコンセプトに、運営メンバーとボランティアスタッフが一番美味しいと思う出汁を取り、来場者の投票で1位を決めるという企画だ。

山車行列Innovation Labは、このイベントを通じて、来場者の防災意識や地球環境への配慮などを呼びかけるとともに、40周年を迎える八雲山車行列が次の10年、20年へと繋がっていくように盛り上げていきたいと考えているという。

八雲山車行列を盛り上げる「八雲山車行列キャンプ村」やオープニングイベントに参加してみては。

■ペコレラ学舎
住所：北海道二海郡八雲町上八雲296−1

(yukari)

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