省スペース・省電力の衣類乾燥機を見つけたよ。梅雨どきの洗濯もイライラしない〜

※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。 

雨や湿度の高い日が多い季節は、洗濯物がなかなか乾かず気分までジメジメしてしまいます。乾燥機が欲しいけれど、一人暮らし用マンションの我が家には、ドラム式洗濯乾燥機の設置スペースがなく…。

そんな悩みをスパッと解決してくれたのが、小型衣類乾燥機「fukari」でした。

我が家の乾燥機は、片手で持てるくらい超小型

こちらがインテリアのオンラインショップ・LOWYA(ロウヤ)で購入した衣類乾燥機「fukari(フカリ)」。大きさが伝わるように手を添えて撮影してみました。初めて手にしたときは、思わず「ちっさ!」と声が出たほどのサイズ感です。

そして、この幅29×奥行22.1×高さ10.8cmという小ささでありながら、パワーがすごい。シャツ1〜5枚なら1時間程度、フーディーやデニムジャケットなど厚手の衣類も2、3枚なら3時間ほどあれば乾きます。

「でも、この形でどうやって洗濯ものを乾かすの?」と思いますよね、私も思いました。ということで、実際の使用手順を見ていきましょう。

ドラム式乾燥機や浴室乾燥機に比べて、消費電力が約半分

本体の蓋を開けると、電源コードと衣類を覆う専用乾燥カバーがセットで入っているので、まずはこちらを取り出します。

衣類カバーの上部に円形のワイヤーが入っているので、この突起を、本体の窪みに差し込みます。

次に、本体上部の取っ手を引き出し、ハンガーラックにひっかけます。

かけたら、乾燥カバーのチャックをあけて、本体の底部にあるハンガーかけに衣類をかけます。今回は、明日着たいのに洗っていなかったシャツを急いで洗濯したので、こちらを乾かしてみます。

「fukari」のうれしいところの一つが、ドラム式乾燥機や浴室乾燥機に比べて、消費電力が約半分ですむ点。「今日着る1枚だけをすぐに乾かしたい!」というときにも気兼ねなく使えます。

チャックをしっかり閉じたら、スイッチをON! 本体から排出された温風が乾燥カバーの中で対流し、衣類の水分を飛ばしていきます。

あとは待つだけ。シャツ1枚なら強モードで1時間かからず乾燥終了します。

吊るして乾かすからシワがない!仕上がりに感動

そして、乾燥が終わったシャツがこちら。サラサラに乾いているのもうれしいけれど、感動するのがそのシワの少なさです。

シャツはドラム式で乾燥するとどうしてもシワになりがちですが、「fukari」は吊るして乾かすので、カジュアルなシーンならノーアイロンでOKなレベル……!

洗濯物が乾かないストレスだけでなく、アイロンの手間まで省いてくれるのでありがたい限りです。

一度にどれくらいの量を乾かせるか検証してみた

一度にどれくらいの量が乾かせるのかも試してみました。

ハンガーは9つまでかけられるようになっています。耐荷重10kgとのことで、以下のアイテムを入れてみました(※)

・シャツ × 3
・Tシャツ × 2
・ワンピース × 1
・デニムジャケット × 1

「こんなに入れてカバーが閉まるかな……」と思ったものの、わりと余裕で入りました。

「強モード」で運転すること3時間。デニムジャケットがほんのり湿っていますが、他はほぼ乾いているので、あと1時間ほど稼働させれば、完了できそうです。

このコンパクトさでこれだけの量を乾かせるのはありがたい!

※衣類のサイズ、厚み、脱水状況で重さは変動します。耐荷重を超えないようにご注意ください。

子どもやペットと暮らす人、花粉症の人…みんなにオススメ

「fukari」には「強モード」「弱モード」「ダニ除去モード」があります。

「強モード」は今回のように素早く乾かしたいときに。1枚1時間以内で乾くのなら、朝、お子さんが「今日、体操服を持っていかなきゃいけなかった〜!」と言い出したときにも、さっと乾かすことが可能です。

44dB以下の静かさで稼働する「弱モード」は夜間などにおすすめです。40dBが図書館程度とされているので、かなりの静音性。筆者は就寝時に使っていますが、これまで稼働音で目が覚めることはありませんでした。

「ダニ除去モード」はその名のとおり、ダニが気になる季節やシーズンを終えた衣類をしまうときなどに活躍します。

枕を「ダニ除去モード」にかけてみましたが、終了後は心なしか枕全体がふんわり……。ジメジメした季節にさらさらふわふわの枕で眠れるのは気持ちがよいものです。

クッションやブランケットを愛犬や愛猫が汚してしまった、というときなども、さっと洗ってすぐに乾かせるし、本当にいろいろなシーンで使えるので、一人暮らしの人だけでなく、ファミリーやペットのいる方にもおすすめです。また、花粉の季節に外干ししないですむという点でも、花粉症の筆者は手放せません。

丈の長いワンピースやパンツはこうやって干してみて

最後に、皆さんが気になっているであろう、丈の長い衣類の話を。

乾燥カバーの長さ(ハンガーかけの下から袋の底まで)が90cmということで「丈の長いものは吊るせないではないか」という懸念が生まれますが、それは問題ありません。

筆者はワンピースやパンツなどは、通常のハンガーとピンチタイプのハンガーを使って2方向から吊るすスタイルで乾燥しています(写真はわかりやすいようにカバーから出して撮影しました)。こちらで問題なく乾かすことができますよ!

あと、SNSでも話題になる「フーディのフード部分がなかなか乾かない問題」。筆者はフーディを持っていないのですが、「fukari」公式ページによると、フード部分もしっかり乾燥できるとのこと。「fukari」は本体から下に向かって温風が吹き出すので、衣類の上部から乾いていくからですね。

このように、乾燥機にかけられる素材であれば、「fukari」はほとんどの衣類を乾燥可能です(※)。パワフルで、消費電力が少なくて、コンパクト。しかも出しっぱなしでも気にならないシンプルなデザイン。梅雨どきだけでなく、1年中活躍してくれるので、ぜひ使ってみてください!

※使用できない衣類は公式ページや説明書でご確認ください。

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Photo: yamazaki

Image: Amazon.co.jp

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