大阪・関西万博「山口県ブース」に、日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」を有する美祢市が出展

大阪・関西万博にて6月10日(火)～13日(金)の期間出展する山口県ブースに、美祢市も登場。美祢市ふるさと交流大使であり、切り絵画家の久保修さんによる切り絵パフォーマンスや、同市の魅力ある産品を取り揃えた物販を行う。

「ふくの国、山口」をテーマにブースを展開

山口県ブースは、屋内展示場 EXPOメッセ(愛称：WASSE)にて、「ふくの国、山口(HAPPINESS YAMAGUCHI)」をテーマに、「ふくを知る観光交流ゾーン」「ふくを味わうグルメゾーン」「ふくをもたらすLiveステージ」を展開する。

6月12日(木)13:30～14:00には世界的切り絵画家・久保修さんと篠田美祢市長のトークショー、同日15:00～15:30には久保修さんの切り絵パフォーマンスが行われる。

美祢市の自然と文化が息づく選りすぐりの逸品を販売

美祢市は、カルスト台地をはじめとする多様な地質資源に恵まれた自然豊かな地域。物販コーナーでは、そんな豊かな自然が育んだ特産品を取り揃える。

有機栽培の和梨のシロップ漬け「秋芳の梨 百年の樹」や、

美祢ブルーベリーガーデンのブルーベリー商品各種、「美東ごぼう」などがラインアップする。

物販予定の商品の一部は、美祢社会復帰促進センターのセンター生が職業訓練でキャッチコピーを考えたポスターで紹介している。

JALの整備士と町工場の職人が作ったオリジナルカード

また、注目なのは、「共生のまちづくり地方創生推進事業」の一環として誕生した「秋芳洞プレミアムフリーパス」だ。同事業は、美祢市が美祢社会復帰促進センターと連携し、地域活性化と、美祢社会復帰促進センターで受刑生活を送るセンター生の再犯防止を同時に目指す取り組み。センター生の更生支援と地域との共生を柱としており、民間企業と連携してセンター生の職業訓練などを行っている。

「秋芳洞プレミアムフリーパス」は、JALの整備士と町工場の職人が作る地方創生オリジナルカードで、秋芳洞の年間入場パスポートとして利用できる。切り絵画家・久保修さんがデザインを手がけ、JAL・美祢市・法務省の地方創生プロジェクトにより実現した。

幻想的な秋芳洞の風景と、東京(羽田)〜山口宇部間を結ぶJALのボーイング737が描かれた、ここでしか手に入らない特別な一枚。美祢の自然・文化・想いが詰まった逸品だ。数量限定の販売となるので、興味のある人は早めに手に入れよう。

秋吉台・秋芳洞の大自然を満喫するアクティビティ

また、美祢市で体験できる、特別なアクティビティを紹介する。

日本最大級のカルスト台地「秋吉台(あきよしだい)」の壮大な景観を体感できるセグウェイツアーや、

普段は立ち入ることのできない「秋芳洞(あきよしどう)」の未公開エリアを探検する本格ケイビングツアーなど、ここでしか味わえない特別なアクティビティについて知ることができる。通常は美祢市観光協会HPから予約するが、万博会場でも予約可能なので、気軽に立ち寄ってみよう。

ユネスコ世界ジオパークの国内候補地

また、「Mine秋吉台ジオパーク」についても、万博会場で世界に向けて情報発信する。

国内最大級のカルスト台地、秋吉台がある美祢市の全域が、重要で貴重な地形や地質がある「ユネスコ世界ジオパーク」の国内候補地として令和6年10月にユネスコへ推薦され、今年7月にユネスコ世界ジオパーク認定申請現地審査が予定されている。

「ユネスコ世界ジオパーク」は、国際的に価値のある地質地形遺産を保護し、それらの大地の上に成り立つ自然遺産や文化遺産を教育やツーリズムに活用しながら持続可能な開発を進めるプログラム。「Mine秋吉台ジオパーク」は、「地球に寄り添い、人とつながり、未来のあり方を考え行動する社会」の実現を目指し活動している。

大阪・関西万博の「山口県ブース」を訪れて、美祢市の魅力を体感してみては。

■大阪・関西万博 山口県ブース
期間：6月10日(火)～13日(金)
時間：午前10時～午後8時
会場：屋内展示場 EXPOメッセ(愛称：WASSE)

秋芳洞プレミアムフリーパス詳細：https://karusuto.com/notice/titaniumcard
Mine秋吉台ジオパークHP：https://mine-geo.com
美祢市観光協会HP：https://karusuto.com

(山本えり)

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