“地図にない村”と噂される旧犬鳴トンネルの謎5選【都市伝説】

福岡県宮若市に存在する「旧犬鳴トンネル」。

一見するとただの老朽化したトンネルに見えますが、ここには数々の不可解な噂と“ある都市伝説”がついて回ります。

その中でも有名なのが、「旧犬鳴トンネルの先に“地図にない村”がある」という話。

果たしてそれは本当に存在するのか?

今回は、旧犬鳴トンネルにまつわる“5つの謎”を紹介します。

① 地図には載っていない村とは?

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最も有名な都市伝説が、「トンネルの奥に“日本の法律が通用しない村”がある」という話です。

その村は“犬鳴村”と呼ばれ、政府に存在を隠されているとも、部外者が入ると二度と戻れないとも言われています。

とある看板にはこう書かれているとか。

「これより先、日本国憲法は通用しません」

もちろん、これは確認された文書ではなく噂の域を出ませんが、ネットでは実際に訪れた人が「道が突然消えた」「引き返せなかった」と証言することも。

② 謎の封鎖と鉄柵の意味

旧犬鳴トンネルは現在、コンクリートブロックと鉄柵で封鎖されています。

公式には「老朽化による危険防止」とされていますが、「肝試しや侵入者を防ぐためでは?」という意見もあります。

中には「夜な夜な霊がトンネルから出てくるのを封じている」とまで噂され、むしろ“封印のため”に閉じられたと信じている人も少なくありません。

また、封鎖の隙間から無理やり入ろうとした人が体調不良になったという報告もあります。

③ 実際にあった事件との関係

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都市伝説だけではなく、1988年に実際に起きた残虐な事件が、旧犬鳴トンネルの不気味さに拍車をかけています。

当時、若者グループがトンネル内で男性を暴行・焼殺するという痛ましい事件が発生。

この事件が全国ニュースとなり、「トンネルは呪われた場所」として一気に広まった背景があります。

以降、現地では花が手向けられたり、何かに導かれるように迷い込むという証言が増えたとされています。

④ 電波が一切届かない“異界空間”

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トンネル内ではスマホの電波が一切届かず、コンパスも狂うと言われています。

さらに、動画撮影中に「カメラがフリーズした」「謎の音声が入っていた」という体験談も多く、YouTuberや心霊スポット配信者が“トラブルに見舞われる場所”として有名に。

機械が異常を起こす=霊的な何かが干渉しているのでは?と、都市伝説好きの間では語られています。

⑤ “犬鳴村”が映画になった理由

2020年には映画『犬鳴村』(監督:清水崇)が公開され、大ヒットしました。

この作品は都市伝説をベースに描かれており、「旧犬鳴トンネルの奥に実在する村」がストーリーの中心となっています。

映画のヒットにより、場所の知名度がさらにアップし、心霊スポット巡りの目的地にもなりました。

一方で、「興味本位で近づくと危ない」と地元住民が警鐘を鳴らすなど、賛否両論も起きています。

まとめ:都市伝説を超えた“現実味”がここにある

旧犬鳴トンネルがここまで語られる理由は、「事実と虚構の境界線が曖昧」だからです。

実際に事件があった場所である

トンネルは封鎖されている

その先の“村”に関しては諸説あるが、訪れた人が次々に異変を訴える

まるで都市伝説が現実に干渉してきたかのような感覚。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、旧犬鳴トンネルは“ただの噂”では片づけられないほどの“異様な空気”を放つ場所であることは確かです。

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